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H2O Style

H2O Farmで野菜作り!
~手塩にかけた俺たちのスイカ~

2020.10.26

埼玉県飯能市に位置する「H2O Farm」では、チャレンジで植えたスイカが順調に育ちつつある。どのくらい大きくなるのか? どのくらい甘くなるのか? と楽しみで仕方がない。大事に大事に育てるべく、今回は実にクッションを施し、追肥を行う。

スイカをVIP待遇

丸々としたスイカが散見されるようになってきたH2O Farm。本日の作業はスイカのケアを行う。
『ひより農園』の白土さんの指示のもと、枯れ草で実の下にクッションを敷き、さらに追肥をすることに。追肥までは他の作物でもよくやってきた作業だが、1つ1つの実に何かしらの保護を施すのは、Farm史上初めて。こいつはVIP待遇だ。

このサイズのスイカがあちこちに! 購入するとけっこう高いスイカが、大豊作になったら……とワクワクしてくる。

今日も元気に作業スタート。代わり映えのしない2人の絵面で恐縮だが、コロナ禍なのでご容赦を。

ツルの根元の土に、有機肥料を混ぜ込んで追肥。甘くなるようにたっぷりと!

枯れ草を実の下に敷いていく。枯れ草は先日の草取りで出たもの。草取りをしてよかった。

というわけで、VIP待遇の環境ができあがった。この状態のスイカは20個以上にも及ぶ。少々気が早いかもしれないが、豊作の予感がしてならない。

ネットを張って鳥対策を

次は畝全体にネットを張る。スイカは甘いものなので、カラスなどに突かれるかもしれない。ネット越しなら鳥に見つかりにくいのではないかと期待できるし、ネットを破ってまでスイカを食べる鳥類もいないと思われる。

半円のポールを突き刺して、支柱にする。ツルを踏まないように気をつけながら……。

防風ネットでスイカのツル全体を覆い尽くした。ネットの端っこにアンカーを打って固定、支柱とネットとはパッカーで固定する。

あとは大きくなるのを待つだけだ。高気温が続き、ときどき夕立でも降ってくれれば問題ないだろう。

事態急転! またアイツが……!

その後、事態は急転した。何か起こったのか、書くのも苦しい。悔しい。まずは写真を見てほしい。

あまりにも衝撃的な光景のため、何も言葉がでてこなかった……。

まるでスイカ割でもしたかのような荒らされよう。昨年のサツマイモ同様、この問題を解決するには狩猟免許を取得しハンターになるしか手はないのかもしれない……。

上の写真は、ある朝に『ひより農園』の白土さんが送ってくれたもの。手塩にかけた我々のスイカは、無残にもイノシシに食い荒らされてしまったようだ。たった一晩で、1つ残らず……とのことだった。

 

◆お世話になっている『ひより農園』さん

埼玉県飯能市の「メッツァビレッジ」内、ひより農園直営ショップ「VEGE TOWER(ベジタワー)」では新鮮な固定種野菜を販売。無農薬、化学肥料不使用のこだわり野菜をどうぞ。
「VEGE TOWER(ベジタワー)」
https://metsa-hanno.com/guide/167/

ひより農園公式サイト
http://hiyori-farm.goodplace.jp/

 

STAFF CREDIT
Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba
Special Thanks:HIYORI-FARM

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