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H2O Style

【H2O Farmプレイバック 23】 H2O Farmで野菜作り! ~にんにくを植えてみよう~

2024.03.29

冬越えの野菜を次々と植え付けている11月の「H2O Farm」。前回は春菊、パクチー、ルッコラ……略して「春パル」の種を4畝にわたって蒔いた。そして今回、H2O Farm初となる作物を植え付ける。その作物とは、スタミナ満点のにんにく。収穫予定は翌年の6月頃とのことで、H2O Farmきっての力作になりそうだ。
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。

黒いマルチを張って準備OK

にんにくを植えることになり、まず準備したのは黒いマルチ。日光を通さないので雑草の繁殖を防ぎ、かつ保温力がある。
野菜によってマルチを張る、張らないの判断があるわけだが、正直なところメンバーはよくわかっていない。我々に野菜づくりを教えてくれている『ひより農園』の白土さんが、「ではマルチを張りましょう」とおっしゃったら張る……そんなおんぶに抱っこスタイルだ。
またマルチを張ること自体はメンバーもできるのだが、白土さんの腕前には遠く及ばず、いつの間にか白土さんがちゃちゃっと済ませてくれることもしばしば……。
恥ずかしながら今回のにんにく用の畝も、白土さんがマルチを張ってくれた(いつもありがとうございます)。

前回、春パル(春菊、パクチー、ルッコラ)の種を蒔いたH2O Farm。まだ広大な空きスペースがあり、さしあたって今回はにんにくを植え付けることに。

にんにくを植えるために、白土さんが張ってくれたマルチ。よく見ると向こうの端っこの方には穴が空いていない。

穴なしの黒マルチに、自分で穴を空けるスタイルだった。

型抜きのような器具を使い、種にんにくの個数分の穴を空けた。

スーパーのにんにくでも育つらしい

にんにくを植えることにしたのには、理由がある。さまざまな野菜にチャレンジしてきたH2O Farmだが、イノシシ等の要因がなくとも失敗することが多々あった。そこで思い出されるのが、思いのほか成功した野菜。
この間の夏の収穫で、成功感が強かったのはバジルと唐辛子。いずれも香りが強かったり、味に強い特徴がある。そういった作物が成功しやすいのではないかと考え、にんにくを植えることになったのだった。
それににんにくは大量に採れなくても、大量に食べるものではないのでセーフ……といった消極的かつ軟弱な気持ちもある。前回、種を蒔いたパクチーにも、同じような考えが見え隠れしていることは言うまでもない。
ちなみに種にんにくはホームセンターで購入したが、スーパーで食用として買ったにんにくでも育つらしい。ただし種にんにくに比べてだいぶ割高になる……と白土さんが教えてくれた。

購入した種にんにくは450g。1,980円もしたが、食用のものよりはずっと安い。

房をバラバラにし、その1つ1つをマルチの穴に埋め込む。ちなみに種にんにくの数は59個あった。

種にんにくを植えるのは、ルッコラあたりと比べるとだいぶ楽ちん。老眼でもしっかり見えるし、指先に神経を使わずにすむ。

マルチの穴から手を差し込んで穴を掘る。種にんにくに5cmほど土がかぶる深さで。

種にんにくの尖っている方を上にむけて埋め込む。すでに匂いが漂い、虫を寄せ付けそうにない安心感がある。

■キャプ
にんにくを植え付けるとこのような状態に。種にんにくは1,980円もしたのに、植え付ける間隔が狭くても大丈夫なため、イラスト上での存在感は小さい。にんにくのマルチにはまだスペースがあり、そこには玉ねぎでも植えようかという話になった。

Special Thanks
■ひより農園 https://hiyorifarm.com

 

Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba

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