【H2O Farmプレイバック 26】 H2O Farmで野菜作り! ~じゃがいもリベンジ~
2024.06.28
前回、大掃除をした「H2O Farm」には、新たな畝が誕生する。そこに植えるのは、前年の今頃に全滅したじゃがいもだ。そのときは初挑戦の秋植えだったが、今回は何度も成功させてきた、春植え。万全の準備でリベンジを誓うメンバーたちだった。
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。
雪の残る畑に肥やしを撒く
2月上旬、トラクターで耕してから2週間が経過したH2O Farmに、メンバーが集結した。畑の隅っこには数日前に降った雪が残っている。しかしこの日は快晴ということもあり、日光を浴びている分にはそれほど寒さは感じなかった。
この日の作業は、畝づくりの前段階である肥やし撒き。H2O Farmは無農薬・化学肥料不使用でやっているため、撒くのは醗酵させた鶏ふんだ。醗酵させたことによりニオイもほとんどなく、またパラパラと拡散させて撒きやすい。
肥やしを撒く作業はメンバーにとっては慣れたもので、特に苦労もトラブルもなく作業終了。また間隔を空けて土を育て、次は畝をつくって植え付けとなる。植え付けるのは、じゃがいもだ。
植えるのは男爵とキタアカリの2種
トラクターを入れてから約1ヵ月が経過した3月初旬、いよいよじゃがいもの種芋を植え付けることに。植える品種は男爵とキタアカリ。男爵は昔ながらの定番、キタアカリは1980年代に誕生した新しい品種である。
それぞれ1kgの種芋をホームセンターで購入し、埋め込む位置にアタリをつけて並べていく。個数はいずれも20個前後だったので、畝の長さ的にちょうどよく収まった。
じゃがいもは前々年の秋に植え付け、前年の今頃に全滅した苦い経験がある。「じゃがいもリベンジ」がうまくいきますかどうか……。
■ひより農園 https://hiyorifarm.com
Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba