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作ったカヌーが名栗湖に浮かぶ!
カナディアンカヌー作り 最終回 ~桜咲く晴天の中での進水式~
2022.04.22
晴天の4月某日、H2O Styleが作ったカナディアンカヌーの進水式を執り行った。都内では散り始めていた桜も、名栗湖周辺では満開に近い状態。まるで進水式を祝うかのようなシチュエーションだった。今回は、カヌー作りのフィナーレとなる進水式の模様をお届けしよう。
お天道様も進水式をお祝いしてくれたような晴れ模様
2019年1月から丸3年間、月に2回ではあるが名栗カヌー工房に通い続け、やっとの思いで完成させたカヌー。2022年4月にようやく進水式を迎えることができた。作業を思い返すと、どれも懐かしささえ感じるが、研磨で削りすぎてしまった箇所などもあるため、無事に浮くのか、そして浸水しないかが気がかりだ……。しかし、この晴天がどうにかしてくれるだろう。そんな雰囲気で迎えた進水式。果たしてカヌーは無事、浮くのか。その模様をレポート。
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5回も塗り重ねるという異例のウレタン塗り。表面のコーディングはバッチリなので、とにかく無事、浮いてほしい。
◆ついにこの時を迎えたクルーたちのテンションも最高潮
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カヌー工房に到着すると、すでにカヌーが外に出ていて、カヌーの中には進水式の看板が。なんかこれを見ただけでウルっとくる(涙)。カヌーの前で記念撮影を済ませて、いざ名栗湖へ。
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代表とウッシーでリフトまでカヌーを運ぶ。自分たちのカヌーを運ぶのもこれが最後となるのだ。感慨深い……。
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工房長の町田さんが、カヌーをリフトに固定する。町田さんの指導や助けがなければ、カヌーも完成させることができなかっただろう。
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リフトが動き出し、カヌーが湖面へと近づく。リフトの動きがゆっくりなので、湖面に降りてくるまでの体感時間は、かなり長かった。
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工房に来る途中に汲んできた庚申の水を、進水式のためにつくったククサに入れ、まずはカヌーを清める。
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まずは代表が、カヌーの先端に水をかけて清める。
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続けて、ウッシーもカヌーの後方に水をかける。後方には削りすぎた箇所があるので、そこには浸水しないように……としっかり念を込めた。
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最後に角戸ちゃんが、カヌーの先端へ水をかけて、お清めは終了。
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そしてリフトを湖面へ降ろす。いよいよカヌーが水面に浮かぶ時だ!
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無事、カヌーが着水! とりあえず浮かんだことでひと安心。
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桟橋で喜びの歓声をあげるクルーたち。でもまだ人が乗っていないので安心はできない。
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浸水もしていないようだし、カヌーを桟橋に接岸させて、まずは乾杯を。
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汲んできた庚申の水で乾杯。この日のために作ったククサも、なんだか個性が出ています。
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そしていよいよ乗船。人が乗ったことで圧力がかかるため進水するのであれば、もうこの時点で浸水しているとのことだが、今のところ3人乗っても大丈夫のようだ。
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ついに離岸! 自分たちが作ったパドルで漕いで順調に名栗湖へ。満開の桜を見ながらクルージングを楽しむのであった。
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Yotuberらしいカットをパシャリ!
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満開の桜、雲一つない青空、そして貸し切り(状態)の湖と最高の条件が揃った進水式。まさにミラクル!
◆H2O Styleのカヌーは進水式も無事終了!
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完成したカヌーを前に、進水式の記念撮影。
無事、浸水することなく進水式を終えたクルーたち。
ここまで辿り着くのに本当に大変だった。しかし、作業工程がひとつ進むごとに、工房に通うのが待ち遠しく楽しみでもあったのは事実だ。本当に人生観が変わるような体験をさせてくれたカヌー工房の皆さんには感謝しかない。
皆さんにも、是非この体験(カヌー作り)を共有してもらいたい! カヌーを作って本当によかった。
この進水式をもって、カヌー作りは最後となります。ありがとうございました!
ククサ作りの様子を動画でCheck!
カナディアンカヌー作りのコーナー(過去記事)はこちらから!
http://h2o.tokyo/tag/make_canoe/
STAFF CREDIT
Photography:H2O Style
Writing:H2O Style
Movie Photographer:H2o Style