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進水式で使うククサを作る!
カナディアンカヌー作り 番外編 ~乾杯のためのククサ作り~

2022.04.04

ようやくカヌーが完成して、あとは進水式を待つだけ。ただ、クルーたちにはもう一つ作らなければいけないものがある……。そう、それが今回挑戦するククサだ。進水式の乾杯のためのグラスとしてククサを使おうという代表の粋な一声で、ククサ作りに着手することになったのだ。今回はカヌー作りの番外編として、ククサ作りの模様をお届けする。

十人十色! それぞれの個性が爆発!?

ククサはフィンランドの伝統工芸品のひとつで、白樺で作る木製マグカップのこと。ククサを贈られた人は、幸せになると言い伝えられている。飯能はフィンランドとゆかりがあるとのことで、メッツァ内にあるソグベルクで、ククサ作りのワークショップが行われている。今回はソグベルクにお邪魔し、クルーたちが思い思いのククサを作る!

◆木材によって硬さが違うので百戦錬磨のクルーも苦戦!?

今回はメッツァビレッジ内にあるソグベルクにて、ククサのワークショップに参加する。当日は晴天だったので、角戸ちゃんはカヌーに乗りたそうだった(笑)

まずはククサの完成品を見せてもらい、どの木材がいいかを選んでいく。木材によって表情が違うので、迷ってしまう……。

木材の種類が決まったら、実際に削る個体を選ぶ。個性的なカタチがたくさんあるので、ここでも迷う人多し。

削る木材が決まった! 代表は槐(えんじゅ)、角戸ちゃんは胡桃、ウッシーは桜をチョイスした。三人いて、選ぶものが被らなかったのも仲がいいんだか悪いんだか……。こちらは完成見本。

あとはひたすら削っていくのみ! サンドペーパーの番手を目の細かいものに変えながらどんどん削っていく。

取っ手の部分はこのままでも味があるが、持った時に違和感のない、滑らかな手触りになるように磨いていくのだ。

◆お昼休みは飯能グルメを堪能!

お昼はメッツァを離れ、お蕎麦屋さんでパワーチャージ。目玉メニューのオムライスは見た目以上にボリューミーで、お腹がいっぱい!

◆午前~午後とひたすら削り、ついに完成!

◆Before
ゴツゴツとしたククサのボディが……。

◆After
ツルツルとした滑らかな表面になり、キレイな木目も浮かび上がっている。

削り終わったら、胡桃オイルを染み込ませていく。オイルを染み込ませるとキレイな木目が現れて、「おぉ~」と歓声が上がる。

クルー、思い思いのククサが完成! 取っ手に革紐とタグをつけて完成だ!

宮沢湖のほとりでパシャリ。メッツァビレッジには写真映えスポットがたくさんあるので、インスタ映えを狙う(笑)

今回、体験させてもらったソグベルクでのククサ作りのワークショップ。予約することで待つことなくスムーズに作業ができるので、体験する際は予約するのがおすすめだ。またククサを削るワークショップは、かなりの作業時間を要するので丸一日かかるぐらいの気持ちで予約すべし。
これで乾杯用のククサも完成した。あとは進水式を迎えるのみ。進水式へ向けてカヌーを漕ぐ姿を想像しながら、心躍らせるクルーたちであった。

ソグベルクで世界で一つ! 自分だけのククサを作ろう!!

 

ククサ作りの様子を動画でCheck!

 

STAFF CREDIT
Photography:H2O Style
Writing:Yasuyuki Ushijima
Movie Photographer:Natsumi Kakuto

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