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明日どこ行く? 何を釣る? フライフィッシング体験記 01

2018.05.18

好きこそ物の上手なれ! フライフィッシングに心を魅了されたOVER30(オーバーサーティ)の釣り日記。実際に釣りにいった釣果報告はもちろん、ギア紹介やフライ作り(タイイング)まで四季を通してフライフィッシングの魅力をお伝えしていきます。

ハイシーズン到来! これからサイズもどんどん良くなっていくはず!!

マルタウグイのシーズンが終わり、オイカワのシーズンが始まりました。オイカワは色々な河川に広く分布しているそうで、淡水であればそこら辺の川にいるらしい。釣り人からするとあまり人気のない魚種のようですが、アタリがシビアなので合わせの練習をするには最適だとボクは思っています。というわけで、天気も良く暖かくなってきた(確か25度くらい)ので、東久留米にある黒目川に出掛けてきました。
現地に到着してみると風が強くキャスティングがしずらかったので、なるべく風の影響の少ない場所を探しながらいつも釣るポイントから下流へと移動。途中、フライを水の中に沈めるタイプ(ソフトハックル)に交換するなど工夫をしながらキャスティングを繰り返します。
すると、10~15㎝くらいのオイカワが見事にヒット! 獲物が掛った瞬間の手応えは何度味わっても嬉しいもの。しかも今回はソフトハックル、いつもとはまた違った嬉しさがこみあげてきます。
フライフィッシングと言えばドライフライを用いた釣り方(水面に浮く毛ばりを魚が水の中から飛び出して食いつく)が一般的ですが、ソフトハックルはフライを沈めて魚が食いつくと糸が引っ張られるのでその感覚だけを頼りに獲物を釣りあげる手法。これまでなかなかやる機会がなかったのですが、目ではなく、竿と手に伝わる感覚だけで釣りあげるソフトハックル、これはなかなか面白いですね。フライフィッシングって奥が深いな……と改めて感じさせられた瞬間でした。
これからの季節、釣れる場所も増えてきますし、皆さんもオイカワ釣り一度チャレンジしてみてはいかがでしょう?

冬眠から目覚めたのでしょうか? 途中ザリガニを発見!

ボクは食べたことがないですが、食べると美味しいらしいです。

水中カメラの映像。こちらはカワムツ! この日は狙っていたオイカワよりもカワムツのほうがよく釣れたかも(苦笑)

またオイカワを釣りあげた! 嬉しい!!

今回使ったフライはパラシュートフライ #20 使用した竿はECHO Glass 6’3” #2

水が綺麗! 今回は移動しながらのキャスティング。

富森浩幸(トミモリ ヒロユキ)
フォトグラファー。アパレルのカタログを筆頭にファッション誌やライフスタイル誌まで幅広いジャンルで活躍中。フライフィッシングに出会い“趣味に生きる愉しみ”に目覚めたとか。

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