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H2O Style

機能美とデザイン美を兼ね揃えたアウトドア用ガスバーナー

2022.09.02

キャンプに釣り、焚き火にBBQとコロナ禍の影響もあり!? アウトドアブームが続く昨今。きっと家族や友達、そして一人でキャンプを楽しむ人も多いだろう。そこで、ここではキャンプをテーマに、いま注目のアウトドアギアにフォーカスを当て、その魅力をクローズアップ! 筆者の主観だらけの内容となるが、購入時の指針となれば幸いだ。

心を魅了するデザインが購入の決め手!

キャンプや登山など、アウトドアで食事(お湯を沸かす)を作る際、必要になるのがガスバーナー。アウトドア用は、大きく分けるとコンパクト性重視の登山仕様と、調理時の安定性や機能、そして火力効率などを重視したキャンプ仕様の2種類が存在する。

ガスバーナーに限らず、アウトドアギア選びで大切なのが、軽量&コンパクト、そしてタフさだ。どんなに機能に優れていても、自分の使用するキャパシティー以上の大きさだったり、重かったりしたら、ただのオーバースペック。結局、使わなくなってしまう。その逆もしかり、とことん軽さだけにこだわったことで、使用する人数のキャパシティーに合わなかったら意味がない。
大切なのは、自分の使用用途をきちんと見定めてから選ぶこと。筆者がアウトドア用ガスバーナーに臨む最低条件は、1.利用シーンはキャンプと登山、2.季節を問わず使えること、3.コンパクト、の3つ。さらに愛用するからにはカッコいいほうがいい。ということで、デザイン性を加え、4つの基準を設けている。

条件を満たすアウトドア用ガスバーナーは存在するのか!?

実際にアウトドアショップへと足を運び、ガスバーナーをチェックしてみると、想像以上に条件に当てはまるギアがあることに驚かされる。特に近年、人気のガレージブランドはこだわりの逸品が多く、筆者の心を誘惑してくる……。
悩みに悩んだ末、チョイスしたのが、スノーピークの「ヤエンストーブ レギ」。シンプルながらスタイリッシュなデザインはグッドデザインを受賞(2015年度)したというのも頷ける。
もちろん機能美も文句なしで、アルミニウム製の本体を2分割し、同梱のイグナイタ(着火器具)と共に、収納袋で持ち運ぶことが出来る登山仕様。総重量は236gと軽量で、収納サイズも70×126×59mmと一般的なスマホを持ち運ぶのと変わらない感覚で持ち運ぶことができる優れもの。
さらに、2本脚の高さ調節と直結するガス缶の3点保持で、どんな地面状態でも安定させられる工夫が、デザインに盛り込まれているなど、機能美、そしてデザイン美も兼ね備えるアウトドア用ガスバーナーなのだ。

キャンプデビューにもオススメ!

実際に手入れて最初に感じたことは、まさにカッコイイの一言! 組み立てているときから、あまりのカッコよさにニヤニヤしてしまった自分がいる(笑)
アウトドア用ガスバーナーらしからぬシャープで繊細かつ大胆なデザイン、実際使ってみて初めてわかる安定感。岩や砂、あらゆるシチュエーションでパフォーマンス(安定性)を発揮してくれるはず。もちろん、組立も簡単! 説明書に従えばキャンプ初心者でも利用できるのも嬉しい。

SNSでの反応も上々で「やっぱカッコいいよね」「これ欲しい!」といった声も沢山もらい、所有欲も満たされます(笑)
機能美とデザイン美を兼ね揃えた、スノーピークの「ヤエンストーブ レギ」、これからアウトドア用ガスバーナーを購入予定の人は、是非候補の一つとして検討してみては!? きっと後悔しない逸品だと思いますよ。

スター・トレックに出てくる宇宙船!? のようなクールなデザインが印象的。グッドデザイン賞を受賞するのも頷ける。

収納してiPhone 12と比較。サイズのみならず、236gと重さもほとんど変わらない。この軽量かつコンパクトさは魅力の一つ。

使い方も簡単! 1.ゴトクに広げる。 2.脚を拡げ、高さを調節。 3.二分割していた本体を繋げる。 4.ガス缶を接続。の4ステップで組立完了。誰でもすぐに使える簡単設計ではあるが、事前に必ずマニュアルはチェックしておこう。

ゴツゴツした岩の上で、安定感と沸騰までの時間をチェック。画像の様に、左右の脚の長さを変えることでフィールド(使用する場所)に応じたきめ細やかな高さ調整が可能。

コーヒー1杯分(約300g)の水。沸騰までのタイムを計測したところ約2分。体感的には、あっという間にお湯を沸かすことができたという印象だ。さらに、強風だったこの日は、耐風性の高さも実感出来た。風に火が煽られないというメリットは、アウトドアライフでは何よりもストレスが軽減される。

ヤエンストーブ レギ
セット内容は、シンプルにロゴを配した収納袋、2分割するバーナー本体、イグナイタ(着火器具)。

 

杉山 亮一/アウトドア・ナビゲーター
アウトドアブランドで培ったノウハウや経験を生かし、アウトドア・ナビゲーターとしてこの夏、活動をスタート。週末は季節を問わず、家族や友人たちとキャンプや登山に出掛けるなど根っからのアウトドアフリーク。キャンプギアへのこだわりは人一倍強いが、実は服や時計、靴に鞄とモノ全般を愛するモノ&ギアオタクでもある。

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