【H2O Farmプレイバック 20】 H2O Farmで野菜作り! ~かぼちゃはどうなった!?~
2023.11.24
秋の収穫が始まった「H2O Farm」。前回は唐辛子の豊作についてお伝えした。残るは、かぼちゃと生姜である。かぼちゃは4月、生姜は3月に植え付けて、今は10月半ば。今回はかぼちゃを収穫……というか、どうなったのかをご報告する。
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。
草取りに苦労したかぼちゃ栽培
かぼちゃの苗を植え付けたのは、4月下旬のこと。ピーマンと茶豆、そしてバジルの種を蒔いた日のことだ。我々を指導してくれている『ひより農園』の白土さんが、「試しに栽培してみては?」と、かぼちゃの苗を2本わけてくれたのだった。
知っての通り、かぼちゃの茎は地面を這う。放っておくとあさっての方向にどんどん進んでしまうので、ときどき方向転換させて畑の一画にとどめ続けたのだが、茎がくねくねと這っているため、かぼちゃ用のスペースはどうしても広くなる。
そこで厄介なのが、雑草の存在。1~2週間ほど目を離すと、かぼちゃの葉は雑草に埋もれてしまうのだ。そこそこ広いかぼちゃの一画から雑草を排除する……これにひたすら終始した、かぼちゃの栽培だった。
一応は収穫できたのだが……
9月に入ると、小さかった実がかぼちゃっぽいビジュアルになってきた。一般的にかぼちゃの収穫は、開花から40~50日後といわれている。7月下旬に開花したものはちょうど収穫期のハズなのだが、大きさはソフトボール程度で、とても収穫時期のものとは思えない。腐ってしまう不安があったのでやむなく小さいまま収穫したが、内部はとても固く、食用ではないと感じてしまった。
なかには遅く開花したものもあり、10月中旬まで随時収穫できたものの、どれもサイズが小さく、例外なく実が固かった。
というわけでかぼちゃは「収穫はできたものの食べられなかった」という結果となった。
■ひより農園 https://hiyorifarm.com
Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba