【H2O Farmプレイバック 19】 H2O Farmで野菜作り! ~唐辛子も大豊作~
2023.10.27
夏野菜の収穫も終わり、季節は秋にさしかかった「H2O Farm」。今回は夏野菜よりも前に種を蒔いた、唐辛子の収穫についてお伝えする。たっぷり半年もの歳月がかかっており、夏の間は何度も何度も草取りをして保護してきた、入魂の作物だ。
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。
暖かい季節を完走した唐辛子
唐辛子の種を蒔いたのは、まだ朝晩は肌寒い3月中旬のこと。ポットを使ってハウスで発芽させるのが無難ではあるが、日中の気温も高くなってきていたので、マルチを張って直蒔きした。
発芽までたっぷり1ヵ月以上を要し、そこからゆっくりと成長して春~夏を完走。この間、次々と夏野菜が植え付けられ、収穫を迎えている。唐辛子は成長の早い夏野菜を横目に、畑の隅っこでマイペースを維持していた。
そして秋の入り口にさしかかった9月上旬、ちらほらと赤い実が見られるようになった。
全体的に小ぶりだがピリリと辛い
9月に入ると、実のなかに赤くなったものが現れはじめる。9月中は「赤くなったらその都度カットして持ち帰る」というスタイルで収穫していた。10月に入るとほとんどが赤いものとなり、10月中旬、思いきって根っこごと全収穫に踏み切った。
サイズ的には小ぶりではあるが、辛味はしっかり強力で、唐辛子としての出来は申し分なし。一度に大量には食べられないので、ほとんどは乾燥保存することになったのだが、一部は生唐辛子として料理に使うこともでき、新鮮な辛さを堪能することができた。
■ひより農園 https://hiyorifarm.com
Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba