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【H2O Farmプレイバック 15】 H2O Farmで野菜作り! ~終わらないナス~

2023.06.30

「H2O Farm」では夏野菜の収穫ラッシュが続く。訪れるたびにあれこれと採っては、存分に作物を持ち帰ることができている。特に一昨年に大豊作だったナスは、今年も期待を裏切らずに次々と実がなり、収穫期はたっぷり秋まで続いた。
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。

ナスがなければ夏を迎えられない

ナスの苗を植え付けたのは、5月の末。一昨年は1つの畝全体に植えたのだが、来る日も来る日も採れすぎてしまったため、昨年の夏は植えなかった。今年はどうしようかと思案していたところ、お世話になっている『ひより農園』の白土さんが4本の苗を分けてくれ、2年ぶりのナス栽培となった。
やはり夏の定番野菜といえば、ナス。使える料理も幅広いし、ナスのない夏は考えられない。ナスがあるからこそ、日本人は夏を迎えられるのだ。ちょっと言いすぎたかもしれない。

夏季栽培の野菜が並ぶ現在のH2O Farm。今回はナスの収穫の様子をお届けする。

ナスの花は紫色。ナスというと黒光りするイメージだが、あれは深い紫色である。

土地との相性がいいのかも……

まずは収穫時期を迎えるまでの、ナスの育ちっぷりを振り返ってみよう。無難に収穫できる作物の代表選手・じゃがいもですら失敗してしまうH2O Farmだが、土地との相性がいいのか不思議とナスはよく育つ。
今回、ナスの苗を植えたのは5月の末。それから手間もかからずに順調に育ち、夏から秋にかけて多くの実をつけた。

5月末、我々の先生である『ひより農園』の白土さんが分けてくれた苗を植え付けた。全部で4本。

6月下旬、1本の脱落者も出ることなく、すくすくと茎が伸びている。

同じく6月下旬、花がちらほらと咲いていた。花は必ず実をつける。すでに小さな実が成っていた。

雑草が騒がしくなってきた7月上旬。梅雨明け間近の頃。

7月上旬のこの日、早くも2つの実を収穫。ここから長いボーナスステージが始まる。

ナスの収穫は実家への帰省のよう

7月上旬にファースト収穫を迎えたナス。次々と花が咲き、その花は決まって実となる。ナスの花に無駄はないのだ。
8月に入るといよいよ多くの実がぶら下がり、訪れるたびにたっぷりと収穫できた。いつ行っても当然のように収穫でき、まるで実家のような安心感がある。そして9月に入っても、10月に入っても実は成り続け、「いやもう本当に充分だから……」という気持ちに。
これがまた、あれこれと土産を持たせようとする実家の親に近いものがあり、ナスの収穫は実家への帰省のようだと感じた次第である。

7月中旬。次々と咲く花が止まらない。

H2O Farmを訪れるたびに、何本か必ず収穫できた。

8月中旬、7月よりも立派なナスが目立つように。

9月上旬、ここにきてナスの収穫は最盛期を迎える。

10月中旬、大きなナスをまだ収穫することができ、かつ花も咲いている。まだまだ収穫時期は終わりそうにない。

ナスの収穫は、ピーマンやバジルの収穫期をすっぽりと覆うほど長期だったが、このイラストではひとまず収穫完了として扱う。次回は、これまた夏野菜の定番・ピーマンの収穫の様子を報告したい。

Special Thanks
■ひより農園 https://hiyorifarm.com

 

Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba

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