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【H2O Farmプレイバック 06】 H2O Farmで野菜作り! ~白菜を大収穫~

2022.09.30

冬野菜の収穫がはじまった「H2O Farm」。今回はいよいよ、冬野菜の王様とも言える白菜を収穫する。よその畑で見かける白菜は、丸々としていて収納時の寝袋ぐらいのサイズがあるが、はたしてH2O Farmの白菜はどう育ったのか……!?
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。

冬野菜の王様

鍋によし、漬物によしと汎用性が高い白菜。寒い季節もあって日持ちするため、メンバーの実家ではひと冬を通して常備野菜となっている。いわば冬野菜の王様だ。
そんな白菜をH2O Farmに植え付けたのは、まだ残暑の厳しい9月末のこと。そして収穫にこぎつけたのが12月末~1月上旬である。まずは約3か月の成長記録を写真でご覧いただきたい。

現時点でのH2O Farm。前回お伝えした通り、パセリはまだしばらく生え続けているが、キリがないので収穫済み扱いとして表記を消した。また収穫後に再び葉が育つことに期待した水菜とリーフレタスは、再収穫するほど成長することはなかった。

苗を植え付けてから約1か月後の様子。普段から白菜を栽培していない限り、パッと見で白菜だと認識するのは難しく、ただの葉っぱだ。

植え付けから40日が経過。少しずつ白菜感が出てきた。成長具合でなぜか3:3に分かれている。

植え付けから2か月とちょっと経った。季節は11月の上旬。

さらに1ヵ月が経った12月の上旬、ついに葉が丸まりはじめた。

この段階で、紐で縛って「鉢巻」を施す。寒さから内部の葉を守るためだ。

鉢巻後の様子。霜が下りることによって葉が傷むのを防止するほか、形を整える意味もあるらしい。

食べられるシロモノになったかどうか……

それでは収穫に取り掛かろう。根本を包丁でカットして収穫していく。そうして手にした白菜を1つずつチェックしていくと、そこそこの虫食いがあり、また実際に虫の存在も確認できた。虫も放っておかないほど美味しく育ったとも言えるが、調理に使う際には厳重に洗う必要がありそうだ。
そして気になるサイズは、ラグビーボール程度……。両手でつかむと左右の手の指がくっついてしまう。かなり小ぶりな白菜となった。いったいどうすれば、よく見かけるあのサイズに育ったのだろうか。

12月下旬、年の瀬に白菜を収穫した。根本を包丁で切って収穫していく。

こうして見るとなかなかのサイズだが、これから外側の傷んだ葉を剥く必要がある。

外側の葉を剥く前の段階で、すでに片手でつかめるサイズ感。だいぶ小ぶりな白菜だ。

虫食いの跡はもちろんのこと、実際に虫の生息を確認できた。何らかの虫除けが必要だったかもしれない。しかしH2O Farmは無農薬栽培なので、難しいところ。

年末に2玉、正月早々に残り4玉を収穫。小さいし、虫はいるしで評価が分かれそうだが、栽培してきた身としては十分に嬉しい。漬物や鍋にしていただいた。

Special Thanks
■ひより農園 https://hiyorifarm.com

 

Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba

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