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H2O Style

【H2O Farmプレイバック 01】 H2O Farmで野菜作り! ~もう一度、ジャガイモを~

2022.04.25

丹精込めて育ててきたスイカがイノシシによって全滅させられた「H2O Farm」。イノシシをいくら憎んだところで、失われた作物は戻ってこない。気を取り直して……という切り替えは難しいが、感情のスイッチをOFFにして次の作物にとりかかる。
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。

夏の間に荒れ果てた畑を整理

夏の間に放置していた畑には、背の高い雑草が生い茂っていた。これからこのスペースをキレイにして、冬に収穫できる野菜を植えることに。季節は秋に差し掛かっているとはいえ、まだまだ太陽の光は力強く、草取りは重労働になりそうだ。

2mを超える屈強な雑草が育ちまくっていた。これがまた見掛け倒しではなく、根が張っていて抜くのに苦労する。

片っ端から引き抜いていく。単純作業かつ力仕事であり、とてもキツい。

大きな雑草を抜いたら草刈り機を投入。最後にレーキで雑草を除去。

トラクターを入れてもらって、この通り。大汗をかいた甲斐があり、気持ちのいいスペースが広がる。さて、何を植えようか……!?

ジャガイモを植えることに!

不作には慣れっこのメンバーだが、やはり満足度の高い収穫を目指したいのが人情。というわけで成功体験の多い、じゃがいもを植えることに。じゃがいもはコロナ禍ゆえ長らくほったらかしになった状況でも、無事に収穫できたツワモノだ。

アタッチメントを装着したマメトラで畝をつくる。アタッチメントが土を中央に寄せ、中央に浅い溝を掘ってくれる。

鍬(くわ)を使って畝の溝を掘り下げる。深さは15cm程度を目安とした。

使用した鍬は、よく見かけるものよりも幅が細いタイプ。溝を掘りやすい。

種芋を等間隔に並べていく。以前は手でひとつひとつ穴を掘っていたが、新型コロナの影響で参加人数を絞っており、手間がかからないよう溝に種芋を配置していく手法にした。

肥料には鶏糞を使った。お世話になっている「ひより農園」さん同様、H2O Farmも化学肥料はNGである。

溝を埋め、上辺を平らにならして完了。ちなみに種芋の穴は浅めにしておき、土を盛る方法もあるそうだ。

じゃがいもの植え付けが完了。じゃがいもならイノシシの害もない……というわけではなく、いたずらで掘り起こすことがあるそう。どこまでも迷惑な存在である。

Special Thanks
■ひより農園 https://hiyorifarm.com

 

Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba

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