退屈な日常にちょっとだけ刺激を!!

H2O Style

H2O Farmで野菜作り!
~休止期間後のジャガイモとスナップ~

2020.08.07

前回、前々回と「このあと2ヵ月の休止期間へ――」で締めくくった。今回はそんなジャガイモとスナップが一体どうなっていたのか、お伝えする。埼玉県飯能市にある「H2O Farm」は、もはや波乱万丈が普通であり、メンバーたちはもう大抵のことでは驚かない。

ジャガイモ畑はもうジャングル

約2ヵ月の活動休止期間を経て、ジャガイモ畑に訪れたメンバーたち。しかしジャガイモを植え付けた場所に、それらしき畑が見当たらない。目の前にあるのは、これでもかと雑草が生い茂る、ただのジャングルだった。そう、ジャガイモの畝は雑草に覆い尽くされていたのだった。

こちらがH2O Farmのジャガイモ畑……のはずなのだが、完全にジャングルである。

活動を中断する直前に撮影したジャガイモ畑。ちらほらとジャガイモの芽が出ていた。

2ヵ月間放っておいた結果、身長を超えるほどの雑草が生い茂っていた。これがまたなかなか抜けない。

 

それでも収穫は……!?

あまりにも様変わりしたジャガイモ畑を前に、「ジャガイモの花は咲いたのだろうか、たしか芽かきは一度だけ行ったような」……とさまざまな思いが頭をよぎる。とにかく掘ってみなければ始まらないので、雑草を切り拓きつつ土を掘り起こすことに。すると……あった! 出てきた! ジャガイモがボコボコと埋まっている!

雑草を抜き取りながら、並行して収穫作業をスタートした。

何事もなかったように、次から次へとジャガイモが。

昨年と比べて、明らかにサイズが大きいものが多かった。

植え付けた種芋は男爵、メークイン、キタアカリの3種。それらがいずれも、まるまると大きな実をつけていた。まるっきり放置していたというのに、素晴らしいばかりの収穫量である。親はなくとも子は育つ的に、ジャガイモのたくましさを思い知った。

汗だくになりながら、せっせと収穫作業。雑草を引き抜くのが一番の重労働だった。

大満足の収穫量! 写真は男爵だが、他2種も同等の収穫量があり、すべて合計すると30kgを超えた。

荒れ放題のスナップ畝

さて次は、ハウスから植え替えてすぐに活動休止に突入した、スナップの様子を。マルチ付きの畝に支柱を立て、ネットまで張ったVIP扱いのスナップだったが、こちらも見事にジャングル化していた。そして肝心の実はというと、ごく一部だけは収穫可能という惨状。すっかり豆を落としてしまい、役目を終えた実が目立った。

スナップの畝もひどい有様だった。どれがスナップなのか、どれが雑草なのか判別が難しいほど、多数の植物が入り乱れていた。

無残にも収穫時期を逃したスナップ。茶色く枯れている。

なかには収穫できるものもあり、せめてもの救いとなった。

収穫時期を逃しはしたが、こうした趣のあるスナップの姿を見ることができて、これはこれで貴重な経験になったかもしれない。

以上、コロナ禍による活動休止を乗り越えて収穫にたどり着いた、ジャガイモとスナップの様子をお伝えした。休止前の活動がまったくの無駄になることも覚悟していたが、予想を超えるジャガイモの大収穫で、メンバーたちは大満足。最少人数で活動したので、その場ではとても分けきれず、代表者が自宅に持ち帰って各メンバーに宅配便で送ることとなった。

 

◆お世話になっている『ひより農園』さん

埼玉県飯能市の「メッツァビレッジ」内、ひより農園直営ショップ「VEGE TOWER(ベジタワー)」では新鮮な固定種野菜を販売。無農薬、化学肥料不使用のこだわり野菜をどうぞ。
「VEGE TOWER(ベジタワー)」
https://metsa-hanno.com/guide/167/

ひより農園公式サイト
http://hiyori-farm.goodplace.jp/

 

STAFF CREDIT
Photography:Minoru Akiba
Writing:Minoru Akiba
Special Thanks:HIYORI-FARM

Contents RELATED