退屈な日常にちょっとだけ刺激を!!

H2O Style

H2O Farmで野菜作り!
~看板をつくろう~

2020.04.17

埼玉県飯能市に位置する「H20 Farm」には、これまで看板などなかった。しかし見栄えをよくするため、また集まったメンバーのテンションが上がるように、看板をつくることになった。野菜を手作りしているのだから、もちろん看板もDIYだ。

今日は畑を離れてDIY

我々の指導をしてくれている『ひより農園』の白土さんの勧めもあり、今回は看板を製作することに。素材は温かみのある木にしたいと思う。デザインは……作りながらおいおい考えよう。

用意した材料がこちら。ホームセンターで購入した桐の板だ。失敗することも考え、リテイクにも対応できるよう大きめのものを買ってきた。

木材をカットして文字を

さあ作業開始。最終的にどういう形にするかは未定のまま、ひとまず「このくらいの横幅は欲しい」と何ともアバウトに木材をカットした。信じてもらえないかもしれないが、この時点で縦の長さは未定である。
木材をカットしたら、次は文字の準備。好みのフォントで「H20 Farm」と刷り出し、カッターでくり抜く。くり抜いた紙でマスキングしてペイントすれば、木の板に文字が載るというわけだ。

ぼんやりとサイズ感をイメージし、それに合わせてカット。

「H20 Farm」と刷り出した紙をくり抜いていく。傍らに置かれたメガネが、老眼の進み具合を物語る。

くり抜くときにステンシル風の加工を忘れたので、水性のりでべったりと貼り付けてマスキングを施した。

どういう形にしようか……

文字が載ってから、縦の長さを考えた。看板の右下に文字が載っているイメージが浮かんだので、文字とのバランスを考慮して再びカット。2辺だけ角を丸くすることも思いついたので、そのように加工を施した。紐を通す穴は、頼りになるマキタのドリルで。

ドリルを使うのは、どういうわけかとても気持ちがいい。思い返せばゲッターロボでもゲッター2が好きだったかも知れない。

角を丸くする加工は、ノコギリで大まかに切った上で、レザーマンP4のヤスリを使った。

サンドペーパーで表面をすべすべに。粗さの違う2種類のペーパーを使って、丁寧に仕上げていく。

防腐剤を塗って完成!

雨ざらしの状態になる看板なので、しっかりと防腐剤を塗布。一度塗って乾かし、二度塗りまで行った。作りながら考えたデザインにしては、なかなかの出来だと思われる。そして最大のギミックが、鉄柵のロックにもなるという仕様。紐の固定をスライド式にすることで、鉄柵の開閉部を縛り付けることができるのだ。このへんは説明するよりも写真で一目瞭然なので、着目してほしい。

防腐剤を二度塗りすることで雨対策。マスキングが甘かったようで文字が若干にじんでいるが、気にしないことにする。

後日、H20 Farmに設置した。出入り口となる鉄柵の開閉部に、紐をぐるぐる巻きにすることでロックの役割を兼ねる。イノシシには屈しない。

 

◆お世話になっている『ひより農園』さん

埼玉県飯能市の「メッツァビレッジ」内、ひより農園直営ショップ「VEGE TOWER(ベジタワー)」では新鮮な固定種野菜を販売。無農薬、化学肥料不使用のこだわり野菜をどうぞ。
「VEGE TOWER(ベジタワー)」
https://metsa-hanno.com/guide/167/

ひより農園公式サイト
http://hiyori-farm.goodplace.jp/

 

STAFF CREDIT
Photography:Minoru Akiba
Writing:Minoru Akiba
Special Thanks:HIYORI-FARM,ヘインズブランズ ジャパン

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