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H2O Style

H2O Farmで野菜作り!
~ビニールで寒さ対策~

2020.01.27

いよいよ冬を迎えつつある「H20 Farm」(埼玉県飯能市)。冒頭の写真は『ひより農園』の林さんが撮影した、Farm周辺の朝の様子だ。所狭しと霜柱が立っており、発芽したばかりの芽たちが無事に育つとは思えない環境だ。そこで今回は寒さ対策!

防風ネットの内側にビニールを

防風ネットで作物の芽を保護している「H20 Farm」だが、強い風雨を軽減できても、寒さの対策としては不十分だと思われる。そこで防風ネットの内側にビニールを張ることに。これは我々の師匠である『ひより農園』の白土さんのアイディアだ。ちょっとしたビニールハウス効果が期待され、日照さえあれば畝の温度が下がりすぎない。

いったん防風ネットをはがし、ビニールを張っていく。『ひより農園』の林さん(手前)に指導してもらいながら作業した。

ビニールは透明マルチを使用。穴が空いているので、適度に雨が落ちるという計算だ。さすが白土さん!

ところどころでパッカーを。ビニールの幅的に裾がちょっと浮くが、それも風通しとしてちょうどいいらしい。

ビニールのロールに棒を通してひっぱり、畝の端から端まで張り巡らせる。11もの畝があると、簡単な作業でもけっこう時間がかかる。

ビニールを張ったら防風ネットを戻して完了……ということを11回繰り返した。林さんが手伝ってくれなかったら日が暮れたことだろう。感謝。

鉄柵で全体を包囲!

夏野菜の収穫が終了してから、入り口サイドには柵を設置していなかったのだが、このたび冬野菜の芽が出たこともあり、全方向を柵で囲む。さすがにイノシシは冬野菜を狙わないだろうが、シカあたりが「うまいうまい」と葉っぱを食べないとも限らない。深々と杭を打ち込み、鉄柵を厳重に取り付けた。

柵を見ると、どうしてもイノシシの悪夢が思い出される。冬野菜は無事に収穫できますように!

 

◆お世話になっている『ひより農園』さん

埼玉県飯能市の「メッツァビレッジ」内、ひより農園直営ショップ「VEGE TOWER(ベジタワー)」では新鮮な固定種野菜を販売。無農薬、化学肥料不使用のこだわり野菜をどうぞ。
「VEGE TOWER(ベジタワー)」
https://metsa-hanno.com/guide/167/

ひより農園公式サイト
http://hiyori-farm.goodplace.jp/

 

STAFF CREDIT
Photography:Minoru Akiba,H2O Style
Writing:Minoru Akiba
Special Thanks:HIYORI-FARM,ヘインズブランズ ジャパン

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