H2O Farmで野菜作り!
~第4回・4つ目のメイン作物を植え付け~
2019.04.19
前回の活動では、ラディッシュと水菜を試しに植えてみた。短い期間で成長するので、ハウスで発芽させた作物を畑に植え替える前に、収穫できることだろう。ハウスで育成中のナス、トマト、トウモロコシはH2O Farmのメインとなる作物。そして今回、4つめのメイン作物を植え付ける!
ハウス内の3作物は順調!
3月中旬の活動日、スタッフ一同はまずハウスへ。ポットに種を植えたナス、トマト、トウモロコシの視察である。トウモロコシはいたって順調、ナスとトマトも可愛らしい芽が出始めていた。
ハウス内の視察を終えたメンバーは畑へと移動。ハウスで育てている3作物はH2O Farmのメインとなる作物だが、今日はこれらにつづく、4つめのメイン作物を畑に植え付ける予定なのだ。
4つめのメイン作物はジャガイモ!
一行は畑に3つのダンボール箱を運んだ。中には、品種ごとに分けられたジャガイモの種芋。そう、H2O Farmのメイン作物、4つめはジャガイモである。品種は馬鈴薯(男爵いも)、メークイン、キタアカリの3種。これでH2O Farmで栽培する作物はほぼ出揃った。一度、作物のラインナップを整理しておく。
・ナス
・トマト
・トウモロコシ
・ジャガイモ ←NEW!
これらメインとなる4作物の他に、期間的な空白を埋めるため、ラディッシュと水菜をトライアルで栽培しているというわけだ。
畝(うね)をつくって植え付ける
ではジャガイモを植え付けよう。作業は畝(うね)をつくって種芋を埋めるだけ……と言うのは簡単だが、これがそこそこの重労働。なぜなら今回はマメトラを使わずに、鍬(くわ)を使った手作業で畝をつくることにしたからだ。
畝が完成したら植え付け作業へ。40~50cm間隔で種芋を配置し、植えていく。一般的には芽が出る方向を上にして埋めるのだが、『ひより農園』のスタイルは逆で、カット面を上に。そうすることで土寄せの手間が省けるのだそうだ。
イノシシ対策の柵を設置!
植え付け作業が終わり、「お疲れ様でした!」と言おうとした矢先、白土さんから杭とハンマーを手渡された。なんとこのへんはイノシシが出没するので、柵を設置しないといけないらしい。イノシシはジャガイモを食べはしないが、いたずらで掘り起こしてしまうそうだ。
飯能市にあるH2O Farmには、少しずつ春の香りがただよってきた。次の作業日には、つくしあたりが顔を出しているかもしれない。季節の移り変わりを楽しめるというのも、野菜づくりの醍醐味である。
◆お世話になっている『ひより農園』さん
http://hiyori-farm.goodplace.jp/
STAFF CREDIT
Photography:Hiroyuki Tomimori、H2O Style
Writing:Minoru Akiba
Special Thanks:HIYORI-FARM