『ホットショット2ブロックヘッドモータース』の組み立て準備編
必要な別売りパーツを買い漁る!
2024.05.17
キットを組み立て始める前に、まだまだやることがある。それはサーボや受信機などRCカー本体とは別売りの必須パーツを揃えること。何も考えず40年前の感覚でパーツを買い揃え始めた筆者だが……突如襲いかかる悲劇の連続! 一体どんなハプニングが生じたのか!? ラジコンを始めてみようかな……と考えているそこのあなた! 同じ悲劇を繰り返さないためにも、しっかりチェックしてほしい。
プロポは悩みに悩みミドルスペックを購入
とにかく一番悩んだのがプロポ。サンワにするかorフタバにするか!? 最後の最後まで悩んだが最終的にT4PM Plus T/Rセット R314SB-E付で着地。購入の決め手は、クールなデザインとコスパの高さ。MINI-Zモジュールにも対応してるしね。正直、エントリーモデルでもよかったんだけど、外見重視な筆者はやっぱりハイエンドモデルが欲しかった。でもね……ハイエンドモデルはRCカーのキットより高い(3~4倍)んです(苦笑)
うーん……レースに出るわけでもないしね……過去にタミヤRCカーグランプリに参加したことはあるとはいえ、この年になってレースをやろうとは思わない。でもね……外見がカッコいいのが欲しいのよ! ハイエンドはカッコいいのよ! どのメーカーもハイエンドモデルはクールでスタイリッシュなんです。でも先立つものもない。いろんなことを考慮し最終的に着地したのが、フタバのミドルスペックモデルとなるT4PM Plusってわけ。
結局のところ、プロポに関してはお財布との相談になるから、皆さんも上手に妥協して自分に最適なモデルを見つけてもらいたい。
仕様や必要なパーツまで変わりまくりで、まさに浦島太郎状態(笑)
唐突ですが、プロポを買って最初に驚いたこと。それが、プロポセットにサーボが付属していないこと。「えっ? プロポセットなのにサーボは別売りなの???」。RCカー用のプロポを買ったら受信機とサーボ2個が付属してるのが普通なんじゃないの!?
筆者が最初にぶち当たった壁がこれ。一般的なプロポセットを購入してもサーボは基本的に別売りなんですよ。受信機もグレード(性能)が異なるモデルをチョイスできたり、昭和のあの頃とは勝手が変わっていてビックリ。
昭和世代にとってプロポセットといえば、送信機、受信機、そしてサーボ2つがセットになってるのが常識でしたが……時代は令和、いろいろ変化しているようです……(汗)
ぶっちゃけこの状況だと正直、何を買ったらいいのか? 全く知識がありません。それどころか過去の経験や余計な知識があるだけにむしろマイナスからのスタートと言っても過言ではない(苦笑)
これはまずい……というわけで、とにかくYouTubeやネットのラジコン記事を見まくって、いろんな情報を仕入れました(笑)
パーツの豊富さとオンラインショップで入手できる手軽さは魅力
昭和時代との大きな違いは安価な中華製のパーツが沢山あること(苦笑) ほんと時代の波(ジェネレーションギャップ)を感じます。
当然ながら、できる限りコストを抑えたいので、購入直前まで激安の中華パーツで組み立てる気満々だったけど、オンラインショップの口コミを見直してみると、中華パーツは個体差が激しいようで、ハズレのロットを引いたときのストレスがハンパなさそう……。40年ぶりのラジコンカー制作。仕様がガラリと変わってることもあり、できる限りトラブルは避けたいのが正直なところ。
土壇場でちょっと日和ってサーボに関しては国内メーカーの入門モデルに変更してしまいました(笑)
国内メーカーのものは、中華製と比べるとスペックの割に価格もちょっとだけ割高だし、お世辞にもコスパに優れているとは言えないけれど、やっぱり安心が欲しいんですよ。保証もあるし。
凡ミス発生! 昭和世代は要注意! サーボは1個! 1個だけですよ!!
悲劇は突然襲ってくる。順調にパーツを買い漁っていた筆者に悲劇が突然降り注ぐ。
まず最初にやらかしたのがサーボ問題。ここまでの話の流れから、「えっ!? ひょっとして安物の中華製を買って失敗したの!?」と思う人も多いかもしれないが、決してそうではございません。
とりあえず昭和のノリでサーボ2個をオーダーしたら、令和のRCカーではサーボは1個しか使わないんです!(キリッ)
RCカーを走らせるためのハンドリング(前輪を左右に舵角をきる)にサーボは必要なのですが、前進&後進をするスピードコントローラーを操作するためにサーボは不要なんですよ。詳細は後述するが、そんなこととはつゆ知らず、ネットショップでサーボを2個オーダーしてしまった筆者。必要なパーツを揃えるなら、まず最初にキットのマニュアルを読んで確認しろって話なんだけど、キットが届くと同時に全てのパーツを揃えておきたい性分でして……(汗)
キャンセル不可! 諦めも肝心
発送前ではあったが時すでに遅し、どうやら発送直前だったようでキャンセルできず……。返品も考えたけど手続きも面倒だし、そもそもたいした金額でもないからね……もう1台作る可能性もありそうだし、予備パーツとしてキープでいいか……という判断に。とはいえ、皆さんはくれぐれもお間違いのないようにご注意を!
まだまだあるぞ、別売りパーツ!
昭和時代の記憶で必要パーツを購入してると痛い目に合うのはサーボだけじゃない! 今の時代、スピードコントローラーも別売りだ!!(苦笑)
子どもの頃組み立てたホットショットのキットには機械式スピードコントローラーが付属していたし、それこそ同メーカーのホーネットやワイルドウイルスにも付いていた。
しかしながら令和のRCカーはスピードコントローラーの仕様も変わり別売りパーツとなっている。どうやら選択するモーターの仕様などでも選択するスピードコントローラーは変わってくるらしい。とりあえず筆者はキットをフルノーマルで組む予定(ベアリングだけは入れる)なので、オーソドックスなスピードコントローラーで良さそうなので、とりあえずコスパに優れたホビーウィングのモノをチョイス。
ホビーウィングは中国のメーカーらしいけど、ESC(モーターの回転を制御する機械の総称)ではかなり有名なブランドらしいので、さほど心配する必要はなさそうだ。
リポにするか悩んだけれど懐かしさでチョイス!
別売りの代名詞といえばバッテリー。この辺りは昭和時代と変わらずで一安心!? バッテリーの選択肢は増えてはいるが幸いサバゲー愛好家でもある筆者。ことバッテリーに至っては時代の波に乗れている。ポテンシャルだけを考えればリポバッテリー一択ではあるが、「タミヤ レーシングパック」という商品名を見つけた瞬間に迷わず購入を決意(笑)
ニッカドなのでリポなどと比較するとパフォーマンス等が劣るのは否めないが、なんてったって子どもの頃に愛用していたバッテリーだからね。懐かしい~! という理由だけで購入(笑)
このバッテリー、当時は4800円か5800円ぐらいした記憶があるけど、いまではその半額ぐらいで買えちゃうことにも驚いた。まぁ、そのうちリポバッテリーに切り替えちゃいそうですが、まずはこのバッテリーで当時を振り返りながら走行してみたいと思います。
細かい工具も買いだして既に沼る(苦笑)
他にはグリスやベアリングなどを購入。ダンパーシャフトプライヤーといったニッチな工具なども手に入れた。とりあえず、これでホットショット2を組み立てるのに必要なアイテムは揃ったはず。ドライバーなどの基本的な工具は家にあるものでいいや……と自分自身に言い聞かせ、キット作りに取り掛かる。40年ぶりのRCカー作り、無事にキットを組み上げることができるのか!? 次の報告を待て!!
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