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「スターフィールド」をプレイするためだけに『Xbox Series S』を購入!

2023.10.13

Bethesda Game Studios(ベセスダ・ソフトワークス)が25年ぶりに放つ、完全新規オリジナルタイトル「Starfield(スターフィールド)」。このソフトをアーリーアクセスでプレイしたいがためだけに『Xbox Series S』を購入。ハードの使用感はもちろん、「スターフィールド」の魅力をレポート。筆者の主観だらけの内容になるが購入時の指針としてもらえれば幸いだ。

PS5で遊べない……ここから全てが始まった!

ベゼスダゲームワークスが25年ぶりに世に送り出した新作「スターフィールド」。これをアーリーアクセスでプレイしたいがためだけに『xbox series s 』を購入。

ゲーミングPCの購入を最後の最後まで悩んだけれど、ゲーミングPCを購入するなら妥協はしたくなかったし……となると30万円以上の出費を覚悟しなくてはいけなくなる。PS5もあるし、「スターフィールド」をお手軽にプレイ(アーリーアクセス)するだけならコスパを考えてもxbox一択と判断。まぁ、30fpsってのだけは正直気にはなったけど、あくまでもコスパ最優先ってことで、『xbox series x 』ではなく、『xbox series s 』をチョイスした。

次世代機とは思えない軽さと小ささに衝撃!

ガチでギリギリまで悩んだため商品の到着が遅れそうになるハプニングがあったが、家電量販店さんの粋な計らいで、無事にスターフィールドのアーリーアクセス開始前に『xbox series s 』をゲット! 開封してまず驚いたのが、軽量かつコンパクトなサイズ感。直近で購入したPS5がデカすぎって話もあるが、次世代機にも関わらずこのコンパクトなサイズ感は好印象。

xboxの名前からも察するようにボックス=箱というわけでスクエアな四角い箱型のデザインは武骨で無機質な感じ。同じ次世代機の位置づけのPS5は独創的かつスタイリッシュなデザインをしているだけに好き嫌いが別れるだろうが、昔からシンプルイズベストといわれているように、筆者の場合これはこれで悪くない、そんな印象を受けた。

デザインの話はさておき、実際に「スターフィールド」をプレイしてみた感想だが、心配されていたFPS問題も特に気になることもなく、30fpsでも快適に遊べた。バグというバグにも出会わず、メインストーリーをクリアするまで(約80時間)に4回ほどゲームセーブ中に落ちた(セーブはきちんとされていた)ぐらいで、とにかく快適にプレイすることができた。
正直、無理してゲーミングPCを買わなくてよかった……とほっと胸をなでおろしたのはここだけの話(笑)

ニンテンドーのプロコン並みのポテンシャル!

さらに特筆すべきはコントローラーが最高に握りやすいこと。握り心地、操作性の良さはニンテンドーのプロコン同等でとにかくポテンシャルが高い! またワイヤレスコントローラー=内臓バッテリーへの充電式というのが一般的だが、乾電池仕様ってのも地味にいい。電池切れの際はその都度交換するという作業は発生してしまうが、バッテリー劣化の心配がないのは大きな魅力の一つと言える。
Microsoft(マイクロソフト)だからPCとの愛称も抜群だし、このコントローラーはマジで最高です! PS5のコントローラーはデカいんだよねぇ。このコントローラーでPS5のゲームが遊べたらいいのに……。

筆者の腕(スキル)の問題

ゲームとしては最高に楽しかった「スターフィールド」。とは言え全てが完璧というわけでもない。特に操作方法などの説明が、お世辞にもきめ細かな配慮がなされているとは言い難い。海外のゲームらしくチュートリアルも大味で、ゲームの遊び方、例えば宇宙船のカスタム方法など、ゲームを始めた当初は「これどうやるんだ……!?」と戸惑うことも多くイラつく場面も多かった。

しかし、それ以上に新たな惑星へと移動し、新たなクエを受注し進めていく楽しさが、その苛立ちを上回るから不思議だ。グラフィック? シナリオ? 音楽? プレイしているうちにまるでスターフィールドの世界の中へ吸い込まれてしまうかのような没入感……時間が経つのを忘れて無我夢中でプレイしてしまう世界観はさすがベゼスダ。

そんな筆者の心を魅了した「スターフィールド」だが、どうしても1つだけ馴染めなかったことがある。

これはあくまでも筆者個人の問題なのだが、コントローラーでFPS or TPSはいつになっても違和感しかないという点だ。本末転倒の話しをしているのは重々理解しているが、筆者はコントローラーの右スティックでのエイムがとにかく苦手。「スターフィールド」も例にもれず、戦闘時に狙いたい敵の部位をターゲッティングすることができず、とにかくストレスMAX! HALO時代から全く成長していない自分の下手さを痛感した(涙)

なんとかメインストーリーをクリアしたが、あまりのストレスのため2周目以降をプレイする気になれず……結局マウス&キーボードでゲームを遊びたいという理由からゲーミングPCを購入してしまった……舌の根も乾かぬうちとはこういうことです(汗)

筆者のコントローラー・右スティックスキルという個人的な問題は置いといて、筆者はゲーム実況にも挑戦しているのだが、配信者という立場から一つ不満な点を挙げるとすれば、xboxはハード単体だとツイッチのみ対応でYouTubeへの配信ができないのも歯痒いところ。もちろんPCに接続してOBS(配信ソフト)などを使えばYouTubeへの配信も可能ではあるが、ゲーム機単体でサクッと配信できるPS5を知っているだけに、YouTubeへの配信が可能になれば神機なのだが……。

発売から約1ヵ月が経ち、アーリーアクセスへのこだわりがなくなった「スターフィールド」。今ではマイクロソフトが展開する革新的なゲームサービス、クラウドゲーミングを利用することでスマホやタブレットさえあれば「スターフィールド」を遊ぶことも可能だ。

しかし今のxboxは、ゲームパスが主軸なので、月額1000円前後でいろんなゲームを遊ぶことができるので、お得感も満載! ゲームが好きなのに、まだ次世代ゲーム機を持っておらずゲーミングPCもない、スマホやタブレットでゲームをするにのはちょっとね……と、そんな人なら価格もリーズナブルだし買って損はしないはず。

数多くのビッグタイトルを手掛けてきた某メーカーもMicrosoftに買収されたみたいだし、今後ますますxboxのみで発売されるソフトが増えそうだしね……。

前面にはUSB3.1ポートとペアリングボタンが設置されている。

背面にはUSBやLANポート、HDMIを含む各端子を設置。拡張ストレージのポートも備える。

本体の左右は冷却用(発生した熱を逃がす)のメッシュ穴が開けられている。

付属するコントローラーはPS5のコントローラーよりも小さいので、手の小さい筆者でも握りやすい。

コントローラーの背面には本体と接続するためのUSB Type-Cポートを搭載。

拡張端子と3.5mmイヤホンジャックを備える。

 

STAFF CREDIT
Photography:H2O Style
Writing:H2O Style

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