時や場所を越えて、記憶やムードを再現する「レプリカ」キャンドル

1988年にパリで設立されたMaison Margiela（メゾン マルジェラ）は、今や押しも押されぬ人気ブランドとしての地位を確立している。1994年には、世界中から見出されたヴィンテージの洋服やアクセサリーを再現し、今もなお爆発的な支持を得る「レプリカ」カプセルコレクションをスタートさせた。「レプリカ」のコンセプトは時代を超えた普遍性にあり、オリジナルとされるプロダクトの信頼性と魅力を忠実に再現したことで、そのアイコンでもあるラベルには元の生産国や機能、そして年代が記されている。

2012年にはこのコンセプトに着想を得た「レプリカ」フレグランスが誕生。そして今回紹介する「レプリカ」キャンドルも2017年の発売以降、幾度かの期間限定展開を経て、昨年2021年より、7種（「レイジーサンデー モーニング」、「ジャズ クラブ」、「ビーチ バイブス」、「バイ ザ ファイヤープレイス」、「スプリングタイム イン ア パーク」、「ウィスパー イン ザ ライブラリー」、「バブル バス」）の通常展開をスタートした。
「レプリカ」 キャンドルは、「レプリカ 」フレグランスを手掛けた調香師の監修のもと研究開発され、フレグランスと同じように厳選された原料や製造・梱包プロセスが採用されている。製造において特に繊細な作業はハンドメイドにこだわり、職人が約７時間かけて完成させる逸品なのだ。

そして今回、9月15日（木）から新たに加わった香りは、海深く広がるアクアティックな香りの「セーリング デイ」と、研ぎ澄まされた静けさと優雅な抹茶の香りの「マッチャメディテーション」だ。記憶と紐づけた「レプリカ」キャンドルの香りは、自宅にいながらもまるで記憶の中で旅をしているような特別な心地よさを持たせてくれる。
また表参道のメゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランス ストアでは、「レプリカ キャンドル キャップ」と「レプリカ キャンドル スナッファー」（キャンドルの炎消し）を数量限定で発売。ストレス社会に生きるOVER30（オーバーサーティ）の読者の方も、これから家に帰ってからの読書や映画鑑賞といった秋の夜長のお供にぴったりな香りで、リラックス気分を味わって欲しい。

■「レプリカ」キャンドル

●セーリング デイ ￥9,020（165g）／燃焼時間：約40時間

バロス島 2001
エーゲ海に浮かぶギリシャの島、パロス島で過ごす開放的な余暇。顔に大波のしぶきを受け止め、背中に太陽の光を浴びながら、広く深い海と自在にたわむれるエネルギッシュなひと時をウッディーアクアティックな香りで再現。

●マッチャメディテーション ￥9,020（165g）／燃焼時間：約40時間

東京 2008
明るく穏やかな午後。自宅で自分と向き合う静かで平和な時間。温かい抹茶椀で滑らかな泡を啜り、ゆっくりとした時間の流れに身をゆだねれば、五感が目覚める感覚に出会う。若々しいふくよかな抹茶の香りが誘う瞑想のひと時をフローラスシトラスで再現。

●レプリカ キャンドル キャップ ￥3,520

上蓋にはロゴが刻印された「レプリカ」キャンドル専用のキャップ。キャンドルの香りを逃しにくくするために、火を消した後のキャンドルの蝋の保護に使いたい。

●レプリカ キャンドル スナッファー ￥5,500

ロゴの刻印が何ともいえない存在感を発揮するメタリックスナッファー。フーっと息を吹きかけて炎を消すよりも、スナッファーを使って消すほうが蝋の状態も良くなる。

STAFF CREDIT
Writing：Yasuyuki Ushijima