お洒落なパパになろう! 土曜参観オススメコーデ!!
HEMT PR編
2020.03.06
『H2O Style』の読者には子どもを持つ親も多いだろう。そんな読者諸氏の大きな悩みは今後、学校や幼稚園、保育園などの行事で、学校へ行く際の着こなしをどうすればいいか……というところかもしれない。今回は第13弾(令和2年初の更新)として、現在小学4年生の娘と5歳の息子を持つHEMT PRのディレクター平山さんが登場。保育園、小学校で行事に参加した自身の経験を活かし、OVER30(オーバーサーティ)の読者にもわかりやすく、土曜参観へ行く際の着こなしのポイントについて語ってもらった。
ナチュラルカラーを使った清潔感のある着こなしが基調
国内、国外問わず、モノづくりにこだわった感度の高いブランドを取り扱うHEMT PR。気鋭なアタッシュドプレスでディレクターを務める平山さんも二児の父として、仕事に育児に奮闘中のパパだ。小学4年生の娘さんで、保育園と小学校の土曜参観は経験済なので、自身の体験談を踏まえ、学校行事での着こなしについてお話を伺った。
「小学校と保育園の土曜参観を比べると、“静と動”という感じで全く質が違いますね。小学校では授業を見守ることが多いのであまり動きませんが、保育園はボール遊びなど参加型の参観が多いので、かなりアクティブです。この前も下の子の参観に行って、知らされてないのに四つん這いになって馬乗りにされましたよ(笑)。でも自分的には、下の子の参観のほうが好きです。
今回は上の娘の土曜参観に行くことを想定したコーデを組んでみました。小学校高学年にもなると、どの人が誰のお父さんお母さんであるかを見てくるので、下手な格好はできません。例えば、清潔感のある格好にするとか、ロゴが大きくプリントされた服を着ないとか、大人から見てハズしてても、子供にとってはダラしなく見えるような着こなしはしないなど、自分の中で決まり事ができてきます。ジャケットを羽織るのもいいのですが、普段着慣れない人にはハードルが高いし、カジュアルな着こなしをしたいので、今回はシャツにニットベストというレイヤードを提案してみました」
品のあるボトムを選ぶことで全体が上品に見えてくる
仕事着ではモノトーン系の服が多いという平山さん。それだと土曜参観の雰囲気では少しキメすぎて見えて浮いてしまうので、学校行事に参加するときは、もう少しナチュラルなカラーリングを取り入れるように心掛けているそう。「生成り(オフホワイト)やベージュ、カーキなど中間色を選ぶことで、優しい雰囲気が演出できます。ただ、無難になってしまうのも面白くないので、他のお父さんがしないようなレイヤードは意識しています。主張のある大きめなボタンが特徴のスタンドカラーシャツに、フロントにハーフジップが施されたニットベストを合わせました。パンツもサイドにニットのラインが施されていたり、さりげなくディテールが凝っているアイテムを選んでいます。あと、シューズは昇降口で脱ぎ履きがあるので、容易に脱ぎ履きができるものはマストですね。もたついてしまうと下駄箱のところで詰まってしまうので(笑)」
土曜参観を経験したパパなら思わず頷いてしまう話ばかりでしたが、平山さんは娘さんからもリクエストがあるとのこと。
「今回もメガネを取り入れましたが、娘からは“メガネがないほうがいい”とリクエストされています。ただ、メガネがないと娘の姿が見えないので、まめに外したりしながら、キーホルダーにもなるメガネケースが重宝しています」
最後に土曜参観の着こなしに対してアドバイスをいただいた。
「ボトム(パンツ)には気を配ったほうがいいと思います。デニムを穿く人も多いですが、ダメージや加工感がありすぎると少し汚く見えてしまう場合もあります。だからこそスラックスを穿いたり、キレイめなボトムを選ぶことが重要だと思いますね。また着る服は基本的に無地を選ぶほうがいいかと思います。ロゴの主張が強いと子供っぽく見えてしまうので……。いい意味で“あのお父さん、誰のお父さん?”と噂されて、子供が鼻高々になるような着こなしを目指してほしいですね」
●コーディネイトポイント
◆おすすめのアイテム紹介 平山さんおすすめのアイテムはこちら!
春の学校行事を想定するなら、まだ気温も低めなので羽織るコートは欠かせない。「トレンチよりももう少しカジュアルにしたかったんですが、フードコートだとモッズコートのイメージでミリタリー色が強く出てしまいます。このコートは白いボタンが大きめで、フードコートでも土臭くなりすぎないし、着こなしと色目を合わせた中間色なのもポイントです」
普段使いでも重宝しそうなトートバッグ。「土曜参観では、持参するものはあまりないのですが靴を入れたり、ちょっとした荷物を入れたりするのにトートが1枚あると非常に便利ですね。ニット地でマチもあるし、伸縮性も高いので収納力もあります。小さく折り畳めば邪魔にもなりませんね」
STAFF CREDIT
Photography:Ren Kanai
Writing:Yasuyuki Ushijima