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明日どこ行く? 何を釣る? フライフィッシング体験記 11

2019.01.28

好きこそ物の上手なれ! フライフィッシングに心を魅了されたOVER30(オーバーサーティ)の釣り日記。実際に釣りにいった釣果報告はもちろん、ギア紹介やフライ作り(タイイング)まで四季を通してフライフィッシングの魅力をお伝えしていきます。

今回はフライを巻く作業、タイイングをご紹介!

釣りに行かない日にフライを巻くのもフライフィッシングの楽しみ方のひとつ、僕の場合もともと細かい作業が好きだし、自分でアレンジしたフライで釣りたいということもあるため、かなり楽しみながらフライを巻いている。そこで今回はタイイングにフォーカスを当ててみたいと思う。

道具はこちら。タイイングバイス(鈎固定道具)、ボビンホルダー(糸巻)、ウィップフィニッシャー(糸止め)、ハックルプライヤー(羽根巻き)、シザーズ(ハサミ)、鈎、糸、ハックル(羽根)、インジケーター(目印)。

オイカワ釣りでの理想の鈎を探し、たどり着いたのがタイガー針さんのカン付秋田狐。あまり知られていませんが鈎掛かりが良いのでお気に入りです。

細かい作業だけどやってみるとなかなか楽しい!

オイカワ釣りに使うミッジ(極小)サイズフライはあまり販売されておらず、自分で作る必要がある。今回は年間を通じてよく釣れたフライを作ってみた。作り方も簡単なので是非チャレンジしてもらいたい。

まずは鈎をバイスに固定。

バイスに固定した針に糸を先端から巻き付けます。

針のカーブしているところまで巻き付けていきます。

糸を針のカーブのところまで巻き付けたら、今度は前1/3くらいのところまで糸を巻きながら戻っていきます。

インジケーター素材を巻き留めます(針に糸を2~3回転巻き付ける感じ)。

巻き留めた部分を支点に両側を持ち上げグルグルと糸を巻いて立てます。

羽根の根本をインジケーターに添えます。

立てたインジケーターに羽根を巻き留めます。

ハックルプライヤーで羽根をつかみます。

インジケーターに2周ほど上から下へと糸を巻き付けていきます。

ウィップフィニッシャーで糸がほどけないように留め。

余った糸と羽根を切り、インジケーターを適当な長さに整えれば完成。

フライが出来上がり!

出来上がったフライは大きさ別にケースに入れて保管。

 

富森浩幸(トミモリ ヒロユキ)
フォトグラファー。アパレルのカタログを筆頭にファッション誌やライフスタイル誌まで幅広いジャンルで活躍中。フライフィッシングに出会い“趣味に生きる愉しみ”に目覚めたとか。

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