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H2O Style

COREMAN VJ-22を購入! 釣れると噂のフィッシングギア大研究

2021.04.26

2020年の秋からソルトルアーフィッシングをはじめたH2O Styleのウッシー。そんなウッシーが使ってみたいルアーやロッド、リールなどのフィッシングギアを独断と偏見で紹介していく新連載。記念すべき第1回は、釣れると噂のルアー、コアマンVJ-22を紹介する。

シーバスが無視できない反則レベルのルアー

昨年秋、気軽にはじめられるルアーフィッシングをスタートさせた。基本的には河川や陸っぱりから海に向かってルアーを投げてシーバスを狙うスタイルの釣りだ。初心者なので、とりあえず安価で買えるロッドとリールを用意したが、釣るための必需品がルアーである。釣具屋さんに行くと、とにかくルアーの数が多くて圧倒される。売り場の壁面いっぱいに、それが陳列されているからだ。その中から使うべきもの、買ったらいいものを選ぶのは初心者には至難の業。ルアーフィッシングを始める際に、相談したり釣具屋さんに連れて行ってくれたパパ友さんの話を聞くと、フローティング系(浮かぶ系)やシンキング系(沈下する系)やバイブレーション(振動する系)など本当に種々様々なルアーが存在する。話を聞いたとき「必ず釣れる」と話題に出てきたのがこのコアマンのVJだった。

シーバス狙いのアングラー(釣り人)には周知の話だが、このコアマンのVJは本当に釣れるとのこと。一応、説明しておくとこのVJは“バイブレーション(VIBRATION)ジグヘッド(JIGHEAD)”という全く新しいコンセプトのルアーでその頭文字をとってVJと呼ばれている。金属の専用ジグヘッドに、コアマンから発売されている“アルカリシャッド”という専用のシャッドテールワームを装着することによって、ボディ全体が絶妙に揺れるバイブレーションを発生させることができるのだ。

VJはシャッドテールワームが通常とは上下逆についている(上向き)ので、このボディ全体が細かく揺れる波動でシーバスを誘う。フックはがまかつ特注のトレブル13#10を使用している。
COREMAN(コアマン) ジグヘッド VJ-22 バイブレーションジグヘッド 054 ゴールドヘッド/ヒラメピンク

プレ値が付くほどの希少品は“見つけたら買う”

最初に釣具屋に行ったときは、もちろんVJは売っていなかった。最近では入荷されたら即完売は当たり前、しかも転売対策として一人一個までという制限もつけられているほどの人気の商品だ。
自分もこのVJ-22を購入した時は、のぞいた釣具屋にたまたま残っていて残り2個のうちのひとつを手に取った。本当はVJ-16という16グラムのウエイトサイズが欲しかったのだが、残念ながらVJ-22(22グラム)しか売っていなかったが、迷わず購入した。

なぜこんなに釣れるのかという、一般的なジグヘッドは、重量や重心バランス、そしてキャスト時の飛行姿勢の問題で遠投性に問題がある場合が多いそうだ。
しかしこのVJは、ヘッドだけで16グラムや22グラムあるのでワームをセットすると全体で約20~26グラムくらいの重量になる。だからこそ自重の重さで十分なほど飛距離が稼げる。これは言い換えると、これまでまだ誰もワームで攻めたことがない遠くのポイントに、ワームという柔らかい質感のルアーを通す事ができることを意味する。だからこそ鉄板系やプラグ系のハードルアーでスレきったシーバスも見慣れないルアーに思わず口を使ってしまう……という理屈=釣れるというわけなのだ。

VJに似たような(こんなこと言ったらコアマンさんに怒られそう……)ルアーにRJシリーズがあるのだが、こちらもシーバスからの反応は良好だ。RJは“ローリング(ROLLING)ジグヘッド(JIGHEAD)”という名前の略称で、ローリングアクション(ドリルロール)でシーバスにアピールしてくれる。しかもフックが上についているので、シャローエリア(浅い場所)を攻めても根がかりしにくいとのこと。

まぁ、色々説明してきたが、とにかくこれを使えば初心者でも釣れるということだ。ただ、なくすのが怖いのでまだ使えていないが、これを使ってシーバスを釣る日も近い!?

RJはローリングに特化したジグヘッドルアー。VJとは違いシャッドテールも通常と同じ向きだが、ボディの上部にダブルフックが取りつけられている。フックアップした後はダブルフックがピンから外れて遊動的になり、フレキシブルに動くからバラしが大幅に減るそう。
COREMAN(コアマン) ワーム RJ-10 ローリングジグヘッド ゴールドヘッド/アカキン

 

STAFF CREDIT
Writing:Yasuyuki Ushijima

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