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DAISOが満を持してリリースしたコスパ最強のジグヘッド

2022.01.24

空前絶後のブームを巻き起こしているフィッシング。昨年、湾奥でシーバス釣りにハマったアングラーが使ってみたいルアーやロッド、リールなどのフィッシングギアを独断と偏見で紹介していくこのコーナー。第5回は、釣り具の充実度がハンパないDAISO(ダイソー)のソルト用ジグヘッドを紹介する。

DAISOから登場したルアーがアングラーの間で話題に

昨今、100均ではアウトドア需要の高まりに応えるかたちで、アウトドアギアやフィッシングギアが多く展開されている。その中でもDAISO(ダイソー)は、早くからフィッシングギアをリリースしていた。1000円で買えるロッド(リール付き)など、さまざまなYouTuberやブロガーがネタにしたのは読者も記憶に新しいだろう。そして“釣れる”といわれたメタルバイブレーションは、発売当初は入荷直後に即売り切れるというほど人気を博していた。

現在、ダイソーのフィッシングギアコーナーは拡大の一途を辿っている。ルアーもシーバス用(ソルト用)だけでなく、バスフィッシング用(淡水・河川用)も充実しているし、サビキ系の仕掛けやラインなども展開。特徴でもあるリーズバブルな価格で、釣り用のバケツやフィッシュグリップ、プライヤーまで販売しているのだ。釣り場でもダイソーのルアーケースを持っているアングラーも多く見かけるようになった。釣り界隈では“ダイソー釣具店”といわれるほどまでの品揃えと品質になっている。

今回、紹介するソルト用のジグヘッドも、メタルバイブレーションの再来といわれるほど、アングラーの間で大きな話題となっている。それもそのはず、以前、このコーナーでも紹介したCOREMAN(コアマン)のVJ(※記事はこちら!)にそっくりなのだから。

上のCOREMAN(コアマン)のVJと比べると、ジグヘッド自体の重さも22gなので、サイズ感はほぼ同じ。デザインをインスパイア……というかオマージュしたというほうが、しっくりくるだろう。形状もほぼ同じだが、リアフックの形状がやや異なる。ダイソージグヘッドのウエイトは16gと22gの2種類展開。(筆者私物)

ダイソーVJは釣果の方も本家に負けず劣らず!

ダイソーのジグヘッドは後発なので、もちろん“シーバスのエサ”とも謳われるCOREMAN(コアマン)のVJのデザインをオマージュしたと考えるのが自然だろう。
ただ、かなり釣れる確率が高いVJと比べると、ダイソージグヘッドの釣果はどうなのか。これも色々なアングラーがYouTubeやTwitterで釣果を報告しているとおり、かなり釣果をあげている模様で、シーバスはもちろん、ヒラメや青物(ワラサ、メジロなど)を釣り上げる投稿がSNSを賑わせている。動きもコアマンVJと遜色ない泳ぎ方をしているとのことだ。

コアマンVJはジグヘッドが単体で売っていないので、釣具屋などで購入すると1500~1700円ほどの価格(まだVJも品薄状態が続いている)もダイソーのジグヘッドと比べてしまうとやや高価。ボトムの近くや岸壁ぎりぎりを攻めるのは勇気がいる感じだったが、ダイソーのジグヘッドなら200円で購入できるので根がかりを恐れずに使えそうなのは嬉しい。

このダイソーのジグヘッドは釣果も含め、本家へのリスペクトを込めて“ダイソーVJ”といわれているほど。もちろん、現在もダイソーの売り場では見かけることが稀(メルカリでは高額で転売されているという噂も……)で品薄なので、釣りに興味があるなら、売り場で見つけ次第、即買いをおすすめしたい。

ただ、このジグヘッドにも欠点がある。それは、フックが錆びやすい(錆に弱い)ということだ。使用した直後に水洗いしても、錆が出てくるということなので、フックを変えるなどの対策をすれば安心して使っていけそう。
最近は蓄光塗料が塗ってあるジグヘッドも販売されているので、コアマンのVJと使い分けながら釣果をあげていきたいところだ。

ジグヘッドとは別売りで、シャッドテールワームも販売されている。現状はブルーとピンクの2色しかないが、ジグヘッドの人気を考えると異なるカラーが発売されそうな予感も……。ちなみにコアマンのアルカリシャッドを装着しても、いい動きをしてくれる。このシャッドテールワームは100円で販売中。(筆者私物)

 

STAFF CREDIT
Writing:Yasuyuki Ushijima

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