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H2O Style

お洒落なパパになろう! 土曜参観オススメコーデ!!
シップス編

2019.01.18

人気連載の第8弾! 『H2O Style』の読者には子どもを持つ親も多いだろう。そんな読者諸氏の大きな悩みは今後、学校や幼稚園、保育園などの行事で、学校へ行く際の着こなしをどうすればいいか……というところかもしれない。今回は第8弾として、現在6歳と1歳の二児の娘さんを持つシップスバイヤーの岡部さんが登場。自身の保育園での参観経験を踏まえ、OVER30(オーバーサーティ)の読者にもわかりやすく、学校行事へ行く際の着こなしのポイントについて語ってもらった。

キレイめなスタイルであればカジュアルでも問題なし

常にトレンドを作り出している3大老舗セレクトショップの一角でもあるシップスでメンズカジュアル部門のバイヤーを務める岡部さん。現在6歳と1歳の娘さんの子育て真っ最中。上のお子さんの保育園での参観は経験済み。4月から小学生となるため、小学校用の参観にも対策に余念がないとか。

「一番最初に保育園での参観に参加した時は、着こなしがどういったものだか分らなかったので、無難にカジュアルなセットアップを着て行きました。でも、結構カジュアルな着こなしのパパさんが多かったので、あまり肩ひじ張る必要はないなと思いましたね。幼稚園や保育園だと、一緒に体操したりする参加型の参観も多いので、逆に動きやすい服装で行くほうがいいかもしれないですね」
ファッション好きな人も多い自身の職場では、そういった話をすることがあるのかも聞いてみた。
「職場の人間ともそういった話をすることが多いですけど、結論的には“キレイめ”な着こなしであれば、カジュアルなスタイルでもいいかなという感じ。もちろんセットアップもありですけど、シャツやタイドアップをするのではなく、中にTシャツやニットなどを着るぐらいのほうが、きちんとして見えるのでおすすめですね。“品よく、清潔感があるように”というのが一番のポイントじゃないかと思います」

手持ちのアイテムでクリーンな着こなしを意識するのが大事

今回は、ボーダーのカットソーに、ブルゾンを羽織ったシンプルなスタイルを構築してくれた岡部さん。カジュアルながらもキレイめかつ清潔感のある着こなしを意識して作られたスタイルからは、少し春を先取りした、そこはかとない上品な雰囲気が漂う。「小学校での参観は、パパたちも参観の雰囲気に慣れてくるので、少しカジュアルなスタイルに寄せてもいいかと思います。ただ、ラフすぎると浮いてしまうので、クリーンな着こなしを意識したほうがいいですね。今回はシップス限定モデル、バラクータのG40にバレナのコットンパンツを合わせました。配色はシップスカラーでもあるホワイトとネイビーで統一したので、少しマリンっぽいテイストも引き出しています。ブルゾンにコットンパンツを合わせると、どうしても“おじさん”っぽくなってしまいがちですが、今回着こなしたようにマリンっぽい色を入れたり、パンツにホワイトを持ってくるなど、クリーンな着こなしを意識することで若々しく、清潔感のある着こなしになりますよ」
とのこと。足元は参観では靴の脱ぎ履きがあるので、着脱が楽なスニーカーを合わせたが、ローファーなどの革靴でもOK。もちろん休日スタイルとしても十分通用する着こなしとなっている。最後にOVER30世代のパパへ、岡部さんからアドバイスをいただいた。
「カジュアルといっても基本的に、羽織るものは必要だと思います。今回はブルゾンを合わせましたが、もちろんジャケットでもいいと思います。ブルゾンやジャケットのインナーをシャツではなく、どのアイテムを持ってくるかでかなり印象が変わると思いますね。また、サイズ感もあまりダボっとしすぎるとだらしなく見えるので、全体のシルエットも気をつけたいですね。参観のために服を買い足すのではなく、手持ちの服をどう組み合わせたら、清潔感があってクリーンになるかを考えてみるのも重要だと思います。悩みどころだと思いますが、OVER30世代のパパには頑張ってほしいですね」

 

シップス メンズカジュアル バイヤー 岡部邦彦さん
バラクータ × シップスのG40 ¥54,000+tax
バレナのパンツ ¥25,900+tax
リプロダクション オブ ファウンド × シップスのスニーカー ¥11,800+tax
カットソーは本人私物
(すべてシップス 銀座店)

 

●コーディネイトポイント

軽く羽織ったブルゾンは、OVER30世代ではおなじみの名品、バラクータを形から完全別注。通常は裏地が赤系のチェック柄になっているものをブルー系のチェック柄に変更し、フィット感も少しゆったりめにアップデート。表地もシアサッカー地で春仕様に。

「足元は脱ぎ履きが楽なので、スニーカーにしました」という岡部さん。ホワイトパンツにオフホワイトのアッパーと黒ソールがマッチする。もちろん、参観のときはローファーなど脱ぎ履きが容易な革靴でも問題ない。

 

◆おすすめのアイテム紹介 岡部さんおすすめのアイテムはこちら!

マルセル ラサンスのセットアップ ジャケット¥40,000+tax、パンツ¥22,000+tax

「カジュアルなスタイルよりも、エレガントな着こなしに仕上がるセットアップも、参観にはおすすめです。こちらは2つボタンのジャケットとパンツのセットアップで、ストレッチのきいたシアサッカー地を採用しています。インナーは軽めのニットだったり、カットソーやTシャツならこなれ感が倍増しますね」

バブアー × シップスのコート ¥37,000+tax

「参観では羽織りのアイテムが一枚あると重宝するので、軽い感じのコートをピックアップ。こちらはシップス別注でバブアーの代名詞であるオイルドコットンではなく、撥水性のあるナイロンを採用しています。着用した感じもライトなので、仕事の際のスーツにも合わせられます。しかも付属のポーチに入るパッカブル仕様も便利!」

問い合わせ先:
シップス 銀座店 TEL:03-3564-5547

STAFF CREDIT
Photography:Kenji Fujimaki
Writing:Yasuyuki Ushijima

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