見たことある! 可愛い! 懐かしい~!
あの人気RCカーがキュートなフォルムになって登場だ!!
2018.10.29
RCカーという言葉を目にすると、人気漫画雑誌『月刊 コロコロコミック』(小学館)で連載されていたラジコンボーイを思い出すOVER40(オーバーフォーティ)も多いだろう。筆者自身もワイルドウィリスにマイティーフロッグ、ホーネットにホットショット、そしてブーメランとタミヤのRCカーの歴史と共に時代を歩んできた一人である。だからこそRCカーブームのド真ん中を歩んできたOVER40に注目してほしいのが、この秋発売される「1/10RC コミカルグラスホッパー」なのです。
キュートなフォルムに一目惚れ! 物欲を掻き立てる大人のホビー!!
このフォルム、見たことあるぞ! という人も多いはず。そう80年代のRCカーブームの火つけ役と言っても過言ではない、あのグラスホッパーですよ。1984年の登場以来、多くのRCカーファンの心を魅了してきた2WDバギー、グラスホッパー。このグラスホッパーをキュートにデフォルメした電動ラジオコントロールカーの組み立てキットが間もなく発売されるんです。
一体、どんなRCカーなのか!? 気になりますよね!! このグラスホッパー、正式名称は「1/10RC コミカルグラスホッパー」。最大の特徴は送信機用のスロットルレバーをグッと握るだけで、前輪を持ち上げたウイリー走行が楽しめるRCカーなのです。
ここで勘がいい人なら既にお気づきかもしれませんが、ウイリー走行といえば、OVER40世代なら誰もが知っているあの名車、ワイルドウィリスの代名詞。
言われてみればグラスホッパーを前後にギュッと縮めてコクピットを強調したコミカルなボディに、ワイドトレッド仕様のシャーシ&バブルタイヤ……。まさにワイルドウィリスそのもの!? 実はこのコミカルグラスホッパー、ワイルドウィリスの復刻番モデルとも言えるワイルドウイリー2と同じシャーシ(WR-02がベースのWR-02CB)を採用しているのだとか。なるほど、どおりで似ているわけだ。だからこそ舗装された道から凸凹のあるオフロードまで、場所を選ばない軽快な走りが楽しめるし、ワイルドウィリスさながらの迫力あるウイリー走行も楽しめてしまうというわけですね。この記事の下の方に実際に走っている姿を収めた動画を張っておくので、是非そちらもチェックしてほしい。
もちろん、これは組み立てキットなので、別途、送信機や受信機などが必要です。この辺はRCカーブームを経験している世代ならご存知かもしれませんが、知らない皆さんは要注意! でも安心して!! タミヤさんから発売されている「ファインスペック2.4G 電動RCドライブセット(別売)」を買えば全て解決。12月には組み立て済みフルセットのXB(エキスパートビルト)版が発売予定とのことなので、RCカーを組み立てるのはちょっと苦手……という人は、こちらの完成品フルセットがオススメだ。
お年玉やお小遣いを貯めてRCカーを自分で作って走らせた世代。当時を思い出しながら一人で作るもよし、子どもと一緒にワイワイと作るもよし、テレビゲームやユーチューブもいいけれど、今年の冬休みは子どもと一緒に外でラジコンを楽しんでみてはいかかでしょうか? オリジナルのグラスホッパーを楽しんだOVER40世代はもちろん、初めてRCカーに触れる方にもおすすめですよ。
電動RCカー入門に最適なプロポセットも!
当時、RCカーを同時に走行できるのは8台が限界でした(1~6チャンネル+a、b バンド)。そのため友人とチャンネルが被ってしまい、せっかく購入して時間をかけて作ったのにも関わらず、一緒に走らせて遊ぶことができない……といったことも(涙)。でも、時代は21世紀。今ではそんな心配をすることなく、複数台のRCカーを同時に走らせることができるようになったんです。これなら仲間や子どもたちと安心して楽しめますね。
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Writing:H2O Style