トレンドに左右されない逸品たち
~ボクの相棒、それは永遠の定番アイテム~ 第14回
2021.01.15
酸いも甘いも経験してきたOVER30(オーバーサーティ)の男性であれば、それなりの審美眼も備わっているハズ。そんな世代の人たちにこそ読んで欲しいのがこのコーナー。『H2O Style』のスタッフ自らが実際に購入し、愛用しつづける逸品たちにフォーカスをあてその魅力をクローズアップ! 第14回は持つ人を抜群にカッコよく見せてくれること間違いなしの鞄、「エアロコンセプト」を紹介する!
クールでスタイリッシュなデザインに一目惚れ!
「エアロコンセプト」は航空機や新幹線に使われるアルミ合金パーツの製造で培った精密板金加工技術を応用してものづくりを手掛けるブランドだ。
筆者がこの鞄を始めて目にしたのは10年以上も前の話。雑誌の特集でフォーカスをあてる商品リサーチをしていた際、偶然ネットでこの鞄の存在を知り、一瞬にして心を魅了されたことを今でも鮮明に覚えている。
実際、男性向けの鞄としては、かなり値が張ることもあり、当時の自分には「はい、買います」とはなかなかいかない代物(高嶺の花)だったのだが、時が経ち4年程前に、ようやく手に入れることができた。
購入したのはSlimPorterShrinkのB4サイズ。極限まで精度を追求して形成され、組み上げられたメタルパーツと最高級のレザーの融合。まさにクールという表現がピッタリの逸品だ。ハリウッドスターや有名ミュージシャンなど世界のセレブリティたちからも熱い支持を受けているというのも納得できる。
ライフスタイルの格上げ! キズつき、経年良化していく楽しみも魅力!!
新品時のメタルの美しい光沢はさることながら、使い込むことで素材のアルミ合金やレザーにキズやヘコミなどがつくことで、徐々に表情が変化していく。メタル本来の光沢が鈍くなったとしても、またそれが魅力となる。
特に筆者のチョイスしたシュリンク加工を施したモデルは、塗装が剥げ味わいが深まる経年変化を、より堪能できるとあって、アメカジ、渋カジが大好きな筆者にとってはたまらない仕様となっている。
所有しているPCが収納できないなら、収納できるPCを買えばいい
見てのとうりお世辞にも収納力があるとは言い難いが、逆にそれがいい! 収納するモノを選ぶのが、このバッグのいいところ。
持ち運びたいモノに合わせて鞄を選ぶのではなく、この鞄を手に取るために持ち運ぶモノを厳選するという新しい価値観、従来の鞄選びの固定概念をぶち壊すほどの存在感がそこにある。
また周囲の見る目も大きく変わったという点も伝えておきたい。仕事柄、展示会や取材に出掛けるたびに、その場所、場所で「その鞄、カッコいいですね」、「どこの鞄ですか?」と聞かれるようになり、初めてお会いする方でも、この鞄をきっかけに会話が弾むようになり、取材や交渉事が円滑に進むようになった。
モノを収納&運ぶというバック本来の役割とはまた別の視点からビジネスシーンで大活躍してくれている、まさに男のライフスタイルを格上げしてくれる逸品というわけだ。
念願のエアロコンセプト。手に入れる前、そして手に入れた今でも、カッコいいの一言。一生使い続ける! この気持ちに偽りはない。人生、一生モノに出会える機会はそう多くない。そんな中、特にビジネスシーンにおいて、欠かすことができない相棒に出会えたことは本当に幸せだ。
これからもビジネスシーンの相棒として大切に愛用していきたい。
STAFF CREDIT
Photography:H2O Style
Writing:H2O Style