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H2O Style

OVER30で始める、まるっとお任せAIロボアド投資

2018.06.25

まだまだ考えたくないけれども避けては通れない老後。46歳の自分も、ふと気づくと19年後には老人の仲間入り。豊かでハッピーな老後を過ごすためにはやはりお金も必要というわけで、思いつきで投資を始めてみた!

ロボットアドバイザーは横着者の味方

40代、独身、バツ0。『H2O Style』の読者のなかには、全ての時間とお金を今の自分のための浪費し、アリとキリギリスのキリギリスばりに人生を謳歌しているソロプレイヤーだっているはず。まぁ人生を謳歌しているかどうかはわからないけど、自分も趣味や遊び、クルマに旅行と稼いだものは片っ端から使い、後先考えずに浪費しているソロプレイヤーのひとり。貯蓄なにそれおいしいの? 的に日本の経済に貢献して来た自負はある。

そんな自分も、さすがに40代後半ともなると体力の衰えを感じ、アリさんたちに2週遅れぐらいで自分の将来を案ずるわけだが、さてどうしよう。金利が地を這うようなこの時代に積立貯金という選択肢は避けたいけど、投資経験ほぼ皆無の自分が株やFXに手を出すのはギャンブルに近い。そこで白羽の矢が立ったのが、ここ数年、にわかにブームのAIロボアド投資。少額からその人に最適なポートフォリオを提案、運用してくれるってやつ。もうAIとかロボアドバイザーってだけで夢があるじゃないか!

調べてみると、大手証券会社からロボアド専業会社まで、思いのほかたくさんの個人投資家向けAIロボアドサービスがある。それらのサービスを大きく分けると、運用を全てまかせるタイプと、運用の指示のみで決定は自分でするアドバイスタイプのふたつのタイプにわかれる。これから投資をするにあたって、アドバイスだけのタイプの方が投資の勉強にもなるかな? とも思ったのだけど、横着者の自分の性格上、まるっとお任せすることに決定。会社はTHEOにすることにした。最後の最後まで業界最大手のWealthNaviと悩んだけど、THEOのほうがより分散して投資するらしい。あと「投資は、ロボが。人生は、あなたが。」のキャッチコピーがいいなぁと思ったのがその理由。まぁぶちゃけどっちでもよかったんだけどね。

登録から運用開始まで約1週間

イマドキにスマホでチャチャっと登録すると、10年後THEOならこれぐらい、定期預金ならこれぐらいというグラフが出てくる。なんかこういうグラフが出てくるとリアルに老後を感じるなぁ(笑) 続けて、運用方針を選ぶのだが、ここはもちろんおまかせ資産運用を選択。するとそこにはグロース49%、インカム36%、インフレヘッジ15%という聞いたこともない単語とパーセンテージが並ぶ。まぁこれがTHEOが決定した自分の資産運用方針らしい。ここはもっと個人の意見が反映されるのかとも思ったのだけれども、年齢、年収、金融資産、毎月の投資可能金額、現役か否かで決まるようだ。ちなみに実際に資産運用が始まるまで運用方針は変更することができ、自分なりのポートフォリオを作ることも可能。この後、実際の契約の申込みへと移る。個人情報や口座の登録、確認書類の添付、毎月の引き落とし金額の設定などを設定し、本人確認と審査が完了後に入金すれば晴れてロボアド運用の開始となるわけだ。

開始金額は30万円。まぁ自分はフリーランスの身、余剰資金のことを考えると無理なくスタートできる金額はこれぐらい。毎月の積立金額は2万円にした。本当はもっと積み立てたいのだけれども、AI投資もロボットアドバイザーもよくわからず勢いではじめたので、まずは様子見で。はたしてひと月後、1年後、5年後、どのような結果になるのか。投資知識ゼロなので思い違いやトンチンカンなことを書くかもしれないが、まぁそこは大目に見て欲しい。そんなわけで、ちょっとだけ心を入れ替えたキリギリスくんの、AIに託された老後資金に乞うご期待!

 

STAFF CREDIT
Photography:Takaaki Tsukahara
Writing:Takaaki Tsukahara

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