おすそ分けではなく手軽に買える！　この画期的な商品を見逃すな！！

野菜作りを始めた頃から、ぬか床に非常に興味を持っていた筆者。子どもの頃なら、お婆ちゃんの家に行けば自家製のぬか漬けを食べ放題。当然ながら、ぬか床だってすぐに分けてもらえたが、いまやそんな環境も皆無。
大都会東京で、近所づきあいもままならない希薄な人間関係の中で生きる筆者に、ぬか床を譲り受けるチャンスなんてあるわけもなく。歳を追うごとに、当たり前だったこたが当たり前ではなくなる。知らず知らずのうちに恵まれていた環境とはかけ離れた生活をしていることに改めて気付かされる。

ぬか床が欲しい。自分たちが育てた野菜でぬか漬け作りたいな……と思いながら、野菜を作り続けて三年が過ぎたある日、Instagramを眺めていると、この発酵ぬかどこの存在を発見！　速攻で無印良品へと買いに走りました。

まさか大都会で、こんな手軽にぬか床が手に入るなんて……。

自宅に戻り、さっそく開封！　田舎のお婆ちゃんが育てていたぬか床ほど臭くはないが、ちょっとだけ鼻をつく匂いが筆者の顔を包み込む。

早くぬか漬けを作りたい……という衝動に駆られる筆者。残念ながら、H2O Farmで収穫した茄子を昨晩食べてしまったばかりなので、今回はとりあえず、近所のスーパーできゅうり、にんじん、茄子、ミニトマトを購入しぬか漬け作りに挑戦することにした。
さて、美味しいぬか漬けができるのか！？　

夕食の食卓に並んだぬか漬け、気になるそのお味は？

当然ながら「美味い！」の一言。自分で漬けたぬか漬けが不味いわけがない。ただ正直な感想を言えば、筆者は濃い味付けが好みなので、もうちょっと漬け込んでもいいかも？　次は2日ぐらい漬け込んだものを食してみたいと思った。
きっとチーズなんかも漬け込んだら美味しそうだし、酒の肴にぬか漬け……最高すぎる（笑）

袋の後ろに、ぬか漬けの作り方など説明書きもあるので、ぬか漬けを作ったことがなくても大丈夫！　まずはこの通りに作ってみて、漬け込む時間や、漬け込むモノなど、好みに合わせていろいろと調整＆チャレンジしてみるといいだろう。

しかし、自宅で手軽にぬか漬けを楽しめる時代が来るとは……。
週末はH2O Farmで収穫した野菜をぬか漬けにするぞ！

ぬか床は育てるもの。毎日、毎日、かき混ぜて、愛をもって接する必要があると子供の頃、お婆ちゃんにそう教えられてきた。今日からしばらくの間、ぬか床をかき混ぜるのが日課となりそうだ。
皆さんも、ぬか床＆ぬか漬けライフ、堪能してみませんか！？

自宅に戻ってぬか床を開封！ 子供の頃、おばあちゃんの育てていたぬか床ほど強烈な匂いはないが、それでもぬか床らしい、ちょっと刺激臭的で独特な香りがある。

ニンジン、キュウリ、ナス、ミニトマトをぬか漬けにしていく。

写真のように野菜を漬け込んだら後は数時間から1日待てばOK。漬ける時間は好みに応じて調整しよう。ちなみにこのぬか床は、1週間に1回程かき混ぜればOKらしい。これはお手軽だよね。

待望のぬか漬けが完成！　まさかこんな手軽に自家製のぬか漬けが食べれるなんて……夢にも思わなかった。美味しいよ！

STAFF CREDIT
Photography：H2O Style
Writing：H2O Style