愛車パパラッチ ~ボクとクルマ~
File_016:Volks Wagen Passat Variant R36(2008年型)
2021.08.16
クルマ離れが騒がれる昨今、クルマの魅力は実際に乗っている人に語ってもらうのが一番! ここではクルマを愛する人たちにスポットをあて、改めてクルマの持つ魅力をクローズアップ。16回目となる今回は、フォルクスワーゲンのプレミアムスポーツ「パサートヴァリアント R36」が登場だ。愛車、そして彼らのライフスタイルに注目しよう。
元愛車が故障したタイミングで乗り換えました!
実は先代のフォルクスワーゲン パサートヴァリアントが、エンジントラブルにより高速道路上で故障してしまい、某パーキングエリアの入り口を塞いでしまうという最悪のアクシデントに襲われたんです……。その故障を機に、当時、お世話になっていたメカニックの方に相談をして、巡り会ったのが、このクルマです。
購入の決め手は、やはりVWのプレミアムスポーツという点で、走りへの期待ですかね(笑)
もちろん期待通りの走り&パフォーマンスで大満足! 3.6L V6エンジンの0→100km/h加速5.8秒、最高速250km/h、299hpという、“R”の冠ならではのパワーと加速性能は伊達じゃありません。残念ながら日本の公道ではこのパフォーマンスを活かせるシーンはありませんが、高速道路での安定感はもちろん、一般道を走っていても走る楽しさを感じられるクルマですよ。
このクルマを薦めてくれた、メカニックさんからは「ポルシェもカモれますよ」という太鼓判をいただいていますが、自分は割と安全運転派なので、サーキットに出掛けたりもしませんし、本領を発揮する機会はそれほどありませんけど(笑)
週末には趣味の釣り&サバゲーへ行くためのパートナー!
おもな使用用途ですか? 普段はファミリーカーとして買い物など日常の足として利用しています。もちろん、仕事で地方ロケなどがある際は仕事の足としても使っていますし、荷物が沢山積めるので、サバゲーや釣り、キャンプと趣味の相棒としても大活躍してくれています。
デメリットはズバリ、燃費性能です!
高速安定性能とラゲージスペースの両立。まさに、速くて積めるクルマですが、もちろん欠点というかデメリットもあります。それはズバリ燃費ですね。
カタログ値では8.8km/L(10・15モード燃費)とありますが、正直、燃費性能はあまり良くないんです。普通に走っていても嘘みたいにガソリンが減っていきます(苦笑)
しかもスポーツモードに変更することで、さらに燃費が悪くなります……。ワゴンとは思えない程スポーティーな走り、甲高いエンジン音、そして低音の効いたエキゾーストノート、最高に気持ちの良い空間を演出してくれるので、“乗ってる感”は堪能できるのですが、その代償としてエンジンの回転数が上がる分、さらに燃費が悪くなりますからね……。
2L以下の低燃費エンジンが主流の昨今、ハイオクをゴクゴク消費する大容量エンジンのクルマを所有するのは環境にも、お財布にもよろしく無いよなと思いつつ、現在に至ります。
大切に乗り続けたい気持ちもあるが、燃費の良いクルマが気になっています
現状大きなトラブルには見舞われていませんが、発売から10年以上経過しているため、内装パーツの劣化が散見されます。接着剤やゴム、スポンジなどの素材のへたり、天井の垂れが出はじめているので、どこかのタイミングで修理をしたいと考えています。
フォルクスワーゲン パサートヴァリアント R36は、高速安定性能とラゲージスペースの両立。まさに、速くて積めるクルマなのですが、こういうクルマって他にあるようでなかなかないんですよね。すぐに買い替えの予定もなく、おそらく廃車まで乗り続けると思います。
ただ、次は速くなくてもいいので、燃費の良いクルマを購入すると思います(笑)
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STAFF CREDIT
Photography:Nakazawa Noritatsu
Writing:H2O Style