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愛車パパラッチ ~ボクとクルマ~
File_019:トヨタ ハイラックスサーフ SSR-X GF-RZN185W(1999年式)

2022.02.25

クルマ離れが騒がれる昨今、クルマの魅力は実際に乗っている人に語ってもらうのが一番! ここではクルマを愛する人たちにスポットをあて、改めてクルマの持つ魅力をクローズアップ。第19回目となる今回は、旧車界の人気SUV、トヨタのハイラックスサーフをクローズアップ。愛車、そして彼らのライフスタイルに注目しよう。

中古販売店に足を運んで、サーフ巡り!

仕事柄、衣装などのリースをする際の足として使うことを考慮し、積載量があることが絶対条件でした。車種としてはSUVを探していたのですが、新車or中古車問わず、気になるクルマを見つけては試乗しているうちに、街でよく見かけるクルマは避けたいと思うようになってきて……。

最終的に旧車の世界に辿りつき、ラゲッジスペースが広く(積載量がある)、人とあまり被らない車種。結果的にこの条件を満たしたのがトヨタのハイラックスサーフ(初代のN60系から5代目のN280系まで存在する)でした。

特にバンパーやヘッドライトが好みの185系(中後期)は、まさに一目惚れ! と言う表現がピッタリで、狙い(購入する型式)を決めてからは、とにかくネットでリサーチしては中古販売店に足を運んでの繰り返しで、表現はちょっとオーバーですが、日本全国サーフ巡りの旅がスタート。
旧車ということもあり、エンジンの調子や走行距離、色や状態などまちまちな中、全ての部分で納得できるサーフに出会うまで、一切の妥協をすることなく探し続けました。

そして数ヵ月後……遂に見つけたのが、このサーフ。渋みのあるシルバーとグレーによるコンビのボディーカラーは見た瞬間に心を魅了され、エンジンの調子も良かったので即、購入を決めました。

今のところ大きなトラブルはなし!

旧車は何かとトラブルがつきものですが、ありがたい事にここまで大きなトラブルには見舞われていません。もちろん、経年劣化的な意味でのパーツ交換や修理はちょこちょこ出ているので、その都度きちんとメンテナンスはしています。

不満はないが、しいて挙げるなら燃費ぐらい

先述したように、仕事柄、大量の服を運ぶので、リースや撮影時の衣装などをストレスなく載せられる積載量の良さに大満足! 旧車ならではの個性的な渋みとカッコよさ、本当に買ってよかったです。

あえてデメリットを挙げるなら、圧倒的な燃費の悪さです(苦笑)
実質リッター5キロですからね……燃費の悪さは、理解(覚悟)したうえで購入しているので、そこまでの不満はないのですが、昨今のガソリン価格の高騰は正直、懐が痛いです。せめて、後2キロ(リッター7キロぐらい)走ってくれれば文句なしなのですが……。
まぁ、燃費の悪さにはもう諦めたと言うか、慣れました(笑)

修理不能まで乗り続けたい

洋服と一緒で、一度コレだ! と気に入ると、ずっと愛し続ける性格なので、買い替えることなんて全く考えていません。苦労して見つけた一台ですからね……。修理するパーツが、世に出回らなくなるまで、きっちり整備して乗り続けていきたいと思っています。

近年の国産車とは一線を画すフロントマスク。スクエアでクールなデザインが印象的!

リアハッチは上下分割タイプを採用。リアウィンドウの開閉ができるのもサーフならでは。

4駆への切り替えはパートタイム式。SUVとは思えないスタイリッシュなATシフトレバーは、当時の若者の心をグッと掴んだ。

パワーユニットは、2.7リッター直4気筒DOHC16バルブ(150馬力)。現在の燃費は実質リッター5キロとのこと。

リアシートを倒すと大容量にラゲッジスペースが! 積載量の多さも、このクルマの魅力の一つ。

オーナープロフィール
添田和宏さん/スタイリスト 乗車歴:6年6ヵ月
フリーのスタイリストとして、タレントのスタイリングから、企業のカタログ、そしてファッション誌やモノ系の雑誌まで多岐の分野で活躍中。

 

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