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H2O Style

愛車パパラッチ ~ボクとクルマ~
File_008:三菱/パジェロ ロング エクシードX

2020.05.28

クルマ離れが騒がれる昨今、クルマの魅力は実際に乗っている人に語ってもらうのが一番! ここではクルマを愛する人たちにスポットをあて、改めてクルマの持つ魅力をクローズアップ。8回目となる今回は、バブル期にパリダカで大活躍し、四駆の一時代を牽引したパジェロの四代目が登場! 愛車、そして彼らのライフスタイルに注目しよう。(※非常事態宣言が出される以前に撮影したものです)

購入して1年、大きなトラブルもなく仕事からプライベートまで大活躍!

以前はエクストレイル(T30)に乗っていたのですが、樹脂やゴムパッキンなどの経年劣化が目立ってきて、それに伴う小さなトラブルが増えてきたので、そろそろ限界かな……と思い買い替えを決意しました。

趣味がソロキャンプということもあり四駆以外の選択肢は全くなく、旧車ブームと言うこともあり「マツダ プロシード マービー」や「いすゞ ビッグホーン」、「ランクル60」のMT車を探していたのですが、家族「古すぎるクルマはNG」、そして妻には「MT車は運転できない」と言われ頓挫しかけました……(苦笑)

そんな時、小中学生の頃に好きだったパジェロの存在を思い出したんです。パリダカで大活躍していた時代の雄姿を。さっそく現行モデルをまじまじと見てみたらかっこよかった(特に前期型)のと、最近見かけない(人とかぶらない)のが新鮮に感じられたので、パジェロを購入することにしたんです。

個人的にディーゼルとATの組み合わせが苦手なので、ガソリン車にしたい。でも3000ccではパワー不足を感じそう……という判断から、2011年発売モデルを最後に廃盤となった3800ccを探しました。現行パジェロは白か黒がほとんどなので、ダークグリーンというカラーが、この相棒を購入する決め手になりましたね!

トルク溢れる走りに大満足!

燃費は街乗りで5~6kmといったところ。自分の足で6km歩こうと思ったら1時間はかかるので、それをハイオク1Lでラクラク移動できると考えたら全く不満はありませんね。以前乗っていたエクストレイルは2000ccのNAで、高速道路で80→100kmに加速したいときなどトルクの細さが気になっていましたが、このパジェロはパワーはもちろんですが、とにかくトルク(2,750 rpmの低回転から34.5 kgfのトルクを叩き出す)があって気持ちいいい加速をしてくれるんです。おかげで高速道路でのクルージングも快適ですよ。ただパジェロの走破性を実感するようなワイルドな経験はいまだにしておらず、恥ずかしながら、なんちゃって四駆乗りとして過ごしていますが(苦笑)

子どもの頃に憧れていたクルマだからこそ大切に乗り続けたい

ラリーで活躍していたのに経営不振でラリーの世界から撤退……というドラマチックな時代背景。そして自衛隊で採用されているクルマ(旧名「73式小型トラック」、現在は「1/2tトラック」)ですからね。既にカタログ落ちしてしまったクルマですが、こういう複雑な歴史を持っているクルマって他にないと思うんです。そんなところにも魅力を感じているので、できるだけ長く乗り続けていきたいと思っています。
と同時に、セカンドカーとして「ホンダ アクティ」や「スズキ キャリィ」など丸目2灯の軽トラを手に入れて、カスタム(オリーブドラブに塗装して車高を上げたい)したいとも思っています。セカンドカーを所有するのって男なら憧れますよね。実現できるように頑張りますよ!

ラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディを採用し高レベルの走行性能を実現した四代目。ロングタイプなので7人まで乗車可能。家族でのお出かけにも大活躍だそうだ。

これぞ四駆! リアに装着されているスペアタイヤが印象的。OVER30にとっても、本格派SUVの象徴といえるだろう。

3.8リッター、252馬力を叩き出す心臓部。リッターは街乗りで6キロぐらいだとか。

インパネ周りはシンプルでクールな印象。今時の都会派SUVといった感じだ。電動シートやシートヒーターなど電装系の装備も、それなりに充実しているとのこと。

オーナープロフィール
秋葉実さん/フリーデザイナー&フォトグラファー 乗車歴:約1年
フリーランスのデザイナーとして活動する傍ら、フォトグラファーとしても広告や雑誌など多岐の分野で活躍するマルチクリエイター。『H2O Style』では「H2O Farm」やアウトドア関連の記事を手掛けるなど精力的に活動中。

愛車パパラッチのコーナー(過去記事)はこちらから!

◆愛車パパラッチ
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STAFF CREDIT
Photography:Miki Sato
Writing:H2O Style

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