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フォトグラファー藤巻健治、今月のベストバイ/スリーピングマット

2019.03.08

THE BLUE HEARTSの「夢」じゃないけれど、いくつになっても「あれも欲しい、これも欲しい」と思う気持ちは変わらない。そんな買い物が大好きなOVER30(オーバーサーティ)の皆さんに読んでほしいのがこのコーナー。フォトグラファー藤巻健治が実際に気になるアイテムを自費で購入! 実際に手にして、使ってみたアイテムの中から、本当に良いと思ったアイテムだけを厳選してご紹介。今月のベストバイアイテムはコレだ!!
商品名:TILLAK Shasta Sleeping Pad($59.95)

デザイン・機能性が良くコストパフォーマンスに優れた次世代アウトドアプロダクト

今月のベストバイはズバリ「スリーピングマット」です。
皆さんはキャンプに出掛ける際、どんなマットを使っていますか? もちろん普通の銀マットでも良いのですが、なにせかさばってしまいます。銀マットって意外と荷台の収納スペースを圧迫するんですよね。おまけにキャンプサイトへ荷物を運ぶ時も家族3人分ともなると銀マットを2〜3枚を持つことになるので、完全に片手が塞がってしまいます(風の強い日などは、かさばる銀マットのせいで風に煽られることもありますよね……)。

そんな悩みもこのマットにすることで解消できるんです! カラビナでバッグに引っ掛けるだけでスマートに持ち運びが可能! 車(駐車場)からサイトまで距離があるキャンプ場などでは、荷物運びの往復の回数も減らす事も出来るのが魅力です。さらに一般的な銀マットと比較すると非常にコンパクトなので荷台などの収納スペースを圧迫することもないから、更に一品(焚き火台やダッジオーブンなど)をキャンプ場へ持って行く事ができるので、キャンプでの楽しみ方、バリエーションを増やすことができるんです。もちろん収納時はコンパクトですが、マットも寝袋やテントと同様にかなりサイズが大きいので、使い心地も最高です。

色味も僕にとっては大きなポイントになります。その理由は天気の良い日などはマットをそのまま地面に置いてゴロ寝に使うことがあるから。そんなときも汚れが目立たない黒など色の方が、汚れを気にせずに永く使えますからね。ソロキャンプ用に、この形状によく似た別のマットを使っているのですが、値段が天地の差があります。コストパフォーマンスに優れ、さらに利益の25%を環境に還元するメーカーの姿勢など、共感が持てたのも購入の決め手。まさに次世代のプロダクトだと思いますよ。

実はソロキャンプ用に、この形状によく似た別のマットを使っているのですが、そのマットの約半額! あまりのコスパの良さに家族用として2セット購入してしまいました。

とてもシンプルでコンパクト。(約19.5×8.9cm 388g)

シンプルなパッケージと説明。僕には大切なポイントです。

独自の大きな弁なので一度に多くの空気を簡単に入れる事が出来ます。

逆に内側の弁を指で押せば、一瞬で空気が抜けます。

少ない空気の量で効率よく厚みを出せる構造。

 

藤巻健治(フジマキ ケンジ)
フォトグラファー。アウトドア雑誌からアパレルのカタログまで幅広いジャンルで活躍中。趣味はボルダリングにキャンプ。百聞は一見に如かず、何事も自分でチェックして納得したものを手に入れたい、そんな思いからこの連載をスタート。
http://kenji-fujimaki.com

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