投資に必要なもの、不要なもの

NYダウが連日の最高値を更新し、日経平均が27年ぶりの高値のニュースが流れたと思いきや、数日後にはダウ続落、日経平均大暴落のニュース。ガチで投資をやっている人には、ここひと月はなかなか気がきではない期間だったに違いない。が、自分はロボアド、そこのところはきっとうまくやっていてくれてるはずとチラリと評価額を確認してみると、まぁ世の中の動きと大体一緒。見事に下落していた。そりゃそうだ、投資プランに沿った資産運用を自動でやってくれるだけで、暴落したからといって何かをするわけじゃない。むしろ淡々と積み立てて投資していくことが重要らしい。欲や不安といった投資に不要な人間の感情を排除して合理的な判断をするのがロボアドなのだ。

とかなんとか言いつつも、前回『夏のボーナス入金キャンペーン』で20万円を入金したのはちょっとした欲から。まぁ手元に置いといたら使ってしまうし、無事に2000円も振り込まれたから結果オーライ。ついでにすっかり忘れていた『THEO積立キャンペーン』の500円も振り込まれた。こういうキャンペーンはもっとやるべき。というかやってください。

最近は物静かな草食系ロボアドくん

さて、THEOでは、毎月のリバランスと、定期的なリアロケーション（構成ETF銘柄の見直し)が実施される。その見直しはグロースとインカムは3カ月に1回、インフレヘッジは1カ月に1回だそうだ。初めの数カ月、やたらと入れ替えがあったように思えるのだが、たまたま入金と入れ替え、リバランスのタイミングがあっただけなのであろう。個人的には積極的に入れ替えしてくれる肉食系ロボアドくんの方が楽しいのだが、まぁ楽しむために投資をしているわけではない。大暴落にもめげず、しっかり利益を出してくれたまえ。

◆表1

◆表2

表１の通り今月はほぼ入れ替えもなく、順当な感じ。グロースポートフォリオは来月入れ替えのはず。インカムポートフォリオは今月リアロケーションの予定だったのだが、ほとんど変わらず。必要ないとの判断なのだろうか？　毎月見直されるインフレヘッジも同様だ。資産の変動は表２の通り。10月2日にこれまでの最高の+3.77%をつけた後、その10日後の10月12日に-2.30%と6%以上も下がっている。まぁ世の中がそうなんだからしかたがない。ちなみにトータルで見るとグロースが-3.37%、インカムが+2.32%、インフレが-0.26%となっている。このあたり、資産運用方針でグロースの割合が低ければ下落が低かったのだろう。まぁここからの挽回に期待してるよ、ロボアドくん。

STAFF CREDIT
Photography：Takaaki Tsukahara
Writing：Takaaki Tsukahara
Illustrations：Uruma Tikara