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OVER30で始める、まるっとお任せAIロボアド投資 Part6

2018.12.10

朝晩の冷え込みに冬の訪れを感じるこの頃だが、それでも今年は暖冬予定だそうで。暖冬で喜ぶ人、悲しむ人、それぞれだとは思うが、老後の懐は暖かいに越したことはない。そんなOVER30(オーバーサーティ)が始めたの完全放置ロボアド投資録6カ月目。

世間がそうだから仕方がないとはいえ……。

なにやら時が経つのが早く感じられるが、歳のせいなのか? ハロウィンが終わったと思ったら、すぐさま街はクリスマス一色。まもなくボーナスシーズンともあって、街は賑わい活況を呈しているが、市場の方は何やら雲行きがあやしいようで。相変わらずアメリカと中国の貿易戦争は収まる気配を見せず、ヨーロッパに目を見ければイギリスのEU脱退、イタリアの財政問題などなどで、先月の暴落からひと月経った現在も弱含みとなっている。我がロボアドくんはというと、わずかひと月ほどで最大8%近い下落、一時は時価評価額で最大4%近くまで下落した。なんとか±0まで持ち直したが、その後はまた下がっている。

果たして今回の入れ替えは吉と出るか?

さて、11月はTHEOの定期的なリアロケーション(構成ETF銘柄の見直し)の月らしく、グロースとインカムで若干の銘柄の入れ替えと順位の変動が見られる(表1)。台湾の大型株・中型株に連動するEWT、iシェアーズのMSCI台湾ETFを全て売却して、代わりに組み入れられたのがドイツの大型・中型株に連動するEWG、iシェアーズのMSCIドイツETFだ。またアメリカの中型の割安株の連動するVOEと、日本株に連動するEWJが比率を上げている。またインカムでは米ドル建ての投資資格の社債に連動するLQDの割合が増えている。

◆表1

 

◆表2

表2の通り、10月4日を境に大きく下落し、10月30日には過去最低の-3.71%まで下がった。いちど持ち直すも、それ以降も低調だ。本来こういう短期的な値動きは、10年単位の長期で考えるAIロボアド投資では意味のないものなのかもしれないが、それでもマイナス圏にあると気になるのが人間。しかしそこはグッとこらえて、下手な動きはせずロボアドくんに任せよう。辛抱、辛抱。と思ったらTHEOが冬のボーナスキャンペーンをやってるじゃないか……。

 

STAFF CREDIT
Photography:Takaaki Tsukahara
Writing:Takaaki Tsukahara
Illustrations:Uruma Tikara

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