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OVER30で始める、まるっとお任せAIロボアド投資 Part9

2019.04.12

いや~春ですねぇ。懐は寒いですが。まぁ物欲に任せて買い物して、気の向くままに釣りにサーフィンに旅行に行ってたら、そりゃ懐も寒くなりますって。そんなOVER30(オーバーサーティ)の完全放置ロボアド投資録、今月はいかに?

驚異のV字回復、その秘訣は放置!

年末年始に8%以上も下落したものの、その後はなんとか持ち直し、現在は1.70%にプラ転。ほんとヒヤヒヤする。でもですよ、無い頭なりに考えてみて、大暴落した年末年始からロボアド投資を始めたら今頃は10%近いプラスになってるんじゃ……。たらればを言い始めたら、どっかの財閥の御曹司やアラブの石油王の息子に生まれたらとかになってしまうわけだが、やはり気になる。きっとウハウハの人や、ホクホクの人がいるんだろうなぁ。

◆表1

投資開始以来の銘柄、VTVとVOEがついに売却

さて、ちょっと放置していた隙に、だいぶ銘柄が入れ替わっていた。グロースでは米国の大型の割安株に連動するVTVと中型の割安株に連動するVOEが売却され、米国の割安株に連動するSPYVが3割近くまで積み上げている。VTVとSPYVは似通ったものらしいが、資産総額は圧倒的にVTVが多く、信託報酬はSPYVが少しだけ低いとのこと。インカムはブルームバーグ・バークレイズ米国総合指数に連動するSPABがトップになっている。インフレヘッジはというと銀に連動するSLVと米国を除く世界各国のリート・不動産に連動するRWXが姿を消している。

◆表2

未来はだれにもわからない。ならば……。

放置の間に起死回生のV字回復とはなったものの、なかなかドキドキする展開。自分の場合、株式中心のグロースに49%、債券中心のインカムに38%、実物資産中心のインフレヘッジに13%というグロースにウエイトを置いている比較的強気な値上がり益重視の構成。それだけに下げがキツい局面では弱含みになってしまう。この先の世界情勢を考えたらインカムやインフレヘッジの割合をあげた方がいいのかなぁとも思うが、そんな未来が予測できたらそもそもロボアドなんかやってない。まぁ仕事で稼いでるうちは強気の選択で、間抜けヅラのロボアドくんにもうしばらくお任せしてみよう。

 

STAFF CREDIT
Photography:Takaaki Tsukahara
Writing:Takaaki Tsukahara
Illustrations:Uruma Tikara

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