視覚・聴覚・味覚……五感で心に潤いを
秋野菜を食そう。「プッチーニ」
2018.10.05
好きなコトやモノに囲まれて生活するのも幸せですが、あえてこれまで慣れ親しんだことがない世界に身を投じてみることで新しい発見もあるはず! そこで、デザイナー宇留間能力が“五感への刺激”をテーマーに音楽や書籍、食材など、いま改めて触れてもらいたいモノやコトを紹介していきます。
ちいさいながら栄養たっぷり「プッチーニ」
今回の野菜は、見た目も、名前もかわいらしいミニかぼちゃ「プッチーニ」。原産は南アメリカだそうだ。いわゆる西洋カボチャだが、ハロウィンで見かけるあの超デカイかぼちゃと色は似てるが大きさが正反対に極小。なので写真で見てお分かりのように非常にかわいらしいサイズ。前回のナスの「京まんじゅう」とかぼちゃの「プッチーニ」との、サイズ感の感覚が今までのナス&かぼちゃのサイズ感が逆なのが面白かった。
調べたところ、時期としては日本の高地・寒冷地は8月から9月初旬までが収穫期のようなのでちょうど時期の終わりになる感じらしい。はてさて、こんなちっさいカボチャを手にしたことがないが普通に切って煮物にするのもなんだなぁと思い、いっその事、よくあるかぼちゃの器のスープでも作ってみるかと。なるべく手間のかからないやつで。
材料:
プッチーニ 1こ
牛乳適量
固形コンソメ1/4くらい
オリーブオイル 適量
乾燥パセリ 適量
塩・コショウ 適量
レンジでチンして柔らかくするんだけれど、かぼちゃのいい香りが立ち上がってきて早く食べたくて仕方なくなる。柔らかくなったかぼちゃの器に、牛乳とコンソメ入れてそのままさらにチンして終わり。好みでオリーブオイルをちょっとたらして、乾燥パセリをぱらっとやるとなかなかいい感じ。味の調整は塩・コショウで。あまりやると味がおかしくなるので慎重に。
器を壊さないように気をつけながら、かぼちゃの内側をスプーンで崩して混ぜながら食べる(牛乳が熱くなってるので注意)。コンソメが効いててこんな横着な作りでもちゃんとスープになっているから不思議だ(笑)
かぼちゃは、ビタミン・ミネラル豊富なので健康にバッチリ。オススメの食材ですよ。