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【H2O Farmプレイバック 09】 H2O Farmで野菜作り! ~個性的なキャベツを収穫~
2022.12.26
新入生や新社会人が新しい生活をスタートさせた4月初め、「H2O Farm」にも新作物が続々と植え付けられている。そんななか、前年9月に植えた野菜がようやく収穫時期を迎えた。今回収穫するのは、キャベツ。「春キャベツ」と呼ばれる、旬を迎えた作物だ。
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。
グリーンが鮮やかなH2O Farm
三寒四温の時季がすぎ、H2O Farmはうららかな春の陽気に包まれている。これは喜んでばかりもいられず、雑草との戦いが始まることを意味している。今年も汗だくになり、熱中症と隣り合わせの草取りをすることになるだろう。
というわけでだいぶ雑草が目立つようになり、グリーンが鮮やかなH2O Farm。これから夏野菜の種まきラッシュが始まるわけだが、前年の秋に植えて、まだ収穫されていない野菜が残っている。今回はそのうちの1つ、キャベツを収穫する。
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すっかり暖かくなって、雑草が目立ち始めたH2O Farm。俺たちの戦い(草取り)が今年も始まる。
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前回、新作物を植え付けたことで賑わいが戻りつつある。このなかで前年の秋に植えたのがキャベツ、葉ネギ、玉ねぎ。今日はキャベツを収穫する。
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雑草に囲まれていまいち視認しにくいが、キャベツは収穫OKな状態だ。
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中心部がしっかりと丸まって、ちゃんとキャベツっぽく育った。
たっぷり半年かかったキャベツ
キャベツの苗を植えたのは前年の9月末。今は4月アタマなので、たっぷり半年間にわたって栽培してきたことになる。種からではなく苗スタートだったので、芽が出るかどうか……といった気苦労はなかったのだが、寒い冬の間に本当に育つのかどうか不安だった。それが今日この日、いわゆる「春キャベツ」として堂々の収穫である。
収穫の前に、植え付けてからの変遷をざっとご覧いただこう。
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苗の植え付けから約20日後。この日に追肥を行った。大きさに個体差はあるが、葉が力強く広がっている。
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植え付けから約40日。追肥が効いたのか成長具合は順調そのもの。
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植え付けから2ヵ月ちょっとが経過した、12月上旬の様子。中心部が丸まり始めた。
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12月下旬。そろそろ植え付けから3ヵ月が経とうとしている。全体サイズも大きく、収穫は期待できそうだ。
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植え付けから5ヵ月半が経過した、3月中旬の様子。「大きくなったなあ」と感じてからが長かった。この日から3週間後に収穫することに。
収穫できたのは7玉
キャベツの収穫は、引っこ抜いて根を切りはずし、外側の葉を剥くだけ。細々とした作業が伴う収穫と違ってダイナミックなものだ。苗は8本植え、収穫できたのは7玉。H2O Farmにしては上々の成功率であり、またキャベツというメジャーな野菜ということもあって満足度は高い。
しかしながらキャベツとしての出来は微妙なところ。まず玉がとても小さく、ソフトボール程度だった。また一般的に春キャベツといえば柔らかいイメージがあるが、H2O Farm製はどういうわけかカチカチだった。スーパーで買うキャベツがふわふわのおにぎりだとすると、H2O Farm製はギュウギュウに握り込まれたような感じ。葉っぱ同士がピッタリと密着していて、その葉自体も固めだった。
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キャベツの収穫は、鷲掴みにして引っこ抜くダイナミックなもの。
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初めて見たキャベツの茎。想像よりも長く、よく支えていたもんだなと感心。
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収穫できた7玉。こうして見ると立派なキャベツだが……。
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サイズはこの通り、ソフトボール程度だった。その分密度が高いようで、おにぎりに例えるなら、力いっぱいギュウギュウに握り込まれた感じのキャベツだった。
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小ぶりで固いキャベツだったが、それはそれで美味かったのでキャベツの栽培は成功。次回は空きスペースに夏野菜を植える予定だ。
■ひより農園 https://hiyorifarm.com
Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba