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【H2O Farmプレイバック 08】 H2O Farmで野菜作り! ~めげずに新しい作物を植える~

2022.11.28

季節は3月半ば。小中学校はもうすぐ春休み……といった頃、「H2O Farm」は夏に向けて動き出した。夏野菜、あるいは夏の間に育てる野菜を植えていくことに。初夏に収穫するじゃがいもの植え付け時期でもあるのだが、ついこないだ全滅したこともあり、見送った。
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。

初挑戦の野菜を植えてみる

秋じゃがいもがまさかの全滅となったH2O Farm。しかし落胆している暇はなく、春に植えるべき野菜を植えていかなくてはならない。というわけで用意したのが、唐辛子、カブ×2種、生姜の3種。カブはラディッシュ含め何度か挑戦してきたが、唐辛子と生姜は初挑戦だ。
唐辛子は長さ10cmほどもある立派なもの、生姜は手のひら一杯になるような丸々としたもの……とついスーパーで売られている、立派な状態での収穫を想像してしまうが、過度な期待は禁物。どんな形でもいいから、とにかく収穫にこぎつけたいものだ。

じゃがいもの畝をリセットしたH2O Farm。写真奥の方も耕し、そこに新たな作物を植え付けることに。

現状の様子を図にするとこのような状態。だいぶ寂しくなったが、春を迎えて活気づいていく予定だ。

今回用意したのは唐辛子、赤カブ、白カブ、そして生姜。唐辛子と生姜は初挑戦となる。

植え付け作業は慣れたもの

さっそく種まきにとりかかる。3月中旬の今日、唐辛子と生姜を植えるにはバッチリのスケジュールなのだが、カブの種まきは5~6月がいいらしいので実は時期尚早(秋まきの場合は10~12月)。しかし芽が出るのが遅くなる、あるいは成長スピードに影響が出るくらいだろうと考え、決行した。
メンバーにとっては種まき、生姜の植え付けともに慣れた作業であり、アクシデントもないままスムーズに完了。メンバーが作業に慣れてからというもの、正直なところ作業自体には記事性がなくなってきている。ドジっ娘や不良少年の新メンバー加入を検討したい気もするが、H2O Farmは作物の様子に主眼をおいてお伝えしていきたい。

H2O Farmの奥の方。『ひより農園』の白土さんがトラクターを入れて耕してくれた。

まずはカブの種まきから。カブの種は想像よりは大きく、それほど老眼泣かせではない。

畝に棒を押し付けて溝をつくり、そこにパラパラとカブの種をまいていく。

畝の手前半分を赤カブ、奥を白カブのスペースとした。3列の溝に種をまく。

水をやってカブの種まきは完了。土が乱れないよう、水やりは低い位置から。

生姜の種芋(?)は適度にカットして分割。20個ほどになった。

畝の上に等間隔で並べ、アタリをつけてから植え付け開始。

15cm程度の穴を掘って埋め込む。じゃがいもと同じような感じだ。

唐辛子は暖かい気候を好むため、保温のためにマルチを張った。1つの穴につき3~5粒の種を埋め込んでいく。ある程度育ったら間引きが必要だ。

生姜と唐辛子の畝には防風ネットのトンネルを。風の遮断よりも保温の意味合いが強い。

すっかり春めいてきたH2O Farm

作業を終え、ふとあぜ道に目をやると野花やつくしを確認できた。全体的にベージュだった景色も、だいぶグリーンが増えてきている。これからまだまだ作物を植えていくし、ちょいちょい草取り作業もある。H2O Farmは、そろそろハイシーズンに突入する。

本日の作業の結果、H2O Farmはこのような状態に。季節はまだ3月、これから夏野菜が加わって活気づいていく予定だ。

あぜ道には野花がちらほらと。のちのち憎き雑草となって畑も襲うのだが、今は愛でていたい。

つくしの姿も発見できた。春の訪れを目の当たりにして気分がアガる。さあ、次は何を植え付けようか。

Special Thanks
■ひより農園 https://hiyorifarm.com

 

Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba

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