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【H2O Farmプレイバック 04】 H2O Farmで野菜作り! ~肉料理の名脇役~

2022.07.29

植え付けられた野菜が毎週のように増えていく、秋の「H2O Farm」。今回もメンバーが好みの野菜の苗を持ち寄り、植え付けることに。今回登場する苗は、玉ねぎとパセリ、そしてリーフレタス。肉料理で控えめながらも存在感を放つ、名脇役たちだ。
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。

植えるのは玉ねぎとパセリ、リーフレタス

飯能市を拠点とする『ひより農園』さんの協力のもと、H2O Farmは野菜づくりをしている。使ってOKなスペースはありがたいことに広く、秋に植える野菜は、まだ畑全体の半分も使っていない。
メンバーは毎週のように育てたい野菜を持ち寄っており、今回登場するのは玉ねぎとパセリ、そしてリーフレタスの苗。いずれも肉料理に欠かせない名脇役だ。特にパセリはちょいちょい切り取って通年収穫できるので、畑に来たときに少しずつ採って帰る……ということが可能。スーパーで少量を購入するのは、何だかお金がもったいなく感じられるので、これはナイスアイデアだと思われる。

左奥にスペースがたっぷりと待機しているH2O Farm。今日も元気に野菜を植え付ける。

今のところ生育中の野菜は7種。収穫時期が絶妙にばらついており、収穫を楽しめるスパンが長い。

こちらが玉ねぎの苗。収穫時期は翌年5~6月だ。玉ねぎはカレーや生姜焼きなど、何かと便利なのでH2O Farmの常連作物だ。

そしてパセリの苗。葉をハサミで切り取って、一年中収穫できる。この時点ですでに多少は収穫できそうな育ちっぷりだ。パセリはスーパーの野菜売り場で購入するよりも、ホームセンターで苗を買った方が安いかもしれない。

こちらはリーフレタス。種まきから2ヶ月ほどで収穫できるそうなので、苗スタートならもっと早く収穫できるだろう。

今日もせっせとマルチ張り

植え付ける前に、畝をつくってマルチを張る。これは野菜を植え付ける際の毎度の作業であり、見ている方は「またか」とマンネリを感じていることだろうが、やっている方はもっと感じているのでご容赦いただきたい。しかし青空の下というシチュエーションにより、空気がおいしく気分は爽快だ。
マルチを張ったら、その穴に苗を植え付けていく。玉ねぎは指でズボッと深めの穴を掘り、苗を差し込む。他はポットから土ごと取り出して、マルチ越しに掘った穴に埋め込む。最後に防風ネットでトンネルをつくり、植え付け作業は完了だ。
H2O Farmはまだ半分ほどのスペースが残っており、もっと植えることはできるのだが、秋の植え付けはこれにて終了。翌年、いま植えられている野菜をすべて収穫するよりも早く、夏野菜の植え付けがスタートするからだ。

三角ホーを使って溝を掘り、マルチの端っこに土をかぶせていく。マルチを足で踏みながら、程よいテンションをかけてやるのがコツだ。

玉ねぎの植え付け。ひより農園の白土さんがまずは手本を。

白土さんの手本により、植え方を思い出したメンバーも植え付けスタート。

玉ねぎの苗は細長いので、細長い穴を掘って差し込む。

苗を差し込んだら土を寄せ、キュッと固めて完了。

2人で黙々と玉ねぎを植えていく。女性メンバーのひとりでもいれば華があるというものだが、コロナ禍ゆえ人数制限をかけており、絵面は今後もおっさんオンリーだ。

そよ風になびく玉ねぎたち。土を得たことで、活き活きとしているような気もする。

パセリも植え付ける。方法はポットの土ごと埋め込むだけだ。苗を購入すると、種から栽培するよりもだいぶ楽ちんである。

リーフレタスも無事に完了。土が乾いたら水やりの必要があるが、マルチによって保湿されるため、その頻度は少なくて済みそう。

肉料理の脇役がそろう、いぶし銀の畝となった。これに防風ネットのトンネルをかぶせる。

メンバーにとってトンネルづくりは日常茶飯事。慣れた手つきでテキパキと。

前回つくった葉ネギたちの防風ネットが余っていたので、強引に流用した。

今回の植え付け作業により、H2O Farmはこのような状態に。左側は、春に夏野菜を植えるために待機させておく。

風に揺れるすすきが、秋の深まりを告げている。もうすぐ冬がやってくる。

Special Thanks
■ひより農園 https://hiyorifarm.com

 

Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba

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