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H2O Style

【H2O Farmプレイバック 03】H2O Farmで野菜作り! ~まだまだ植えるぜ冬野菜~

2022.06.27

ただいま冬~春の収穫を目指し、次々と作物を植え付けている「H2O Farm」。面積はまだたっぷりと残っているため、訪れるたびに苗や種を持ち寄っている。今回、植え付けるのはセロリと水菜の苗、そして葉ネギの種だ。
※【H2O Farmプレイバック】 は、過去(2020年夏から2022年3月)の活動内容を振り返りまとめたものです。

植えるものは行きあたりばったり!?

季節は10月半ば――。ぼちぼち肌寒さを感じることもあるが、日中はまだまだ暖かい今日この頃。H2O Farmはただいま、冬~春に収穫できそうな作物を植え付けるシーズンに突入している。
畑作業をする日には、メンバーがそれぞれ植えたい作物の苗や種を持ち寄り、そのつど畝(うね)をつくって植え付けている。行きあたりばったりな畑運営だが、同種の作物をたくさん植えて多くの面積を占有すると、不作になったときのダメージが大きいため、リスクを分散するスタイルに落ち着いた。
というわけで今回、植え付けるのはセロリと水菜の苗。いずれも冬~春に収穫時期を迎える野菜だ。
あとは葉ネギの種を用意。こちらは春~夏に種まき、秋に植え付け、冬に収穫……というスケジュールがいいらしいのだが、秋に種まきでも間に合うかもしれないと挑戦することに。

現時点のH2O Farmはこのような状態。前回、キャベツと白菜の苗を植え付けた。

前回設置したトンネルの向こう側に、今回用意した作物の苗を植える。手前はじゃがいもの畝だ。秋とはいえまだ気温が高く、雑草が元気だ。

用意した苗その1、セロリ。大量に食べるものでもないので、2本だけ(個人の感想です)。

用意した苗その2、水菜。成長が早いので冬の鍋料理に使える……ハズだ。

そして葉ネギの種。冬に収穫できる作物だが、この時期に種まきをするのは遅いかもしれない。

畝、マルチ、そしてトンネル

さっそく苗の植え付けと種まきにとりかかる。作業的には前回、白菜とキャベツを植え付けたときとほぼ同じだ。まずは「三角ホー」で畝をつくり、マルチを張る。そうして苗を植えて種を蒔いたら、防風ネットのトンネルを設置。
作業中のおもしろおかしい失敗談などもお送りしたいところだが、H2O Farmのメンバーはもうだいぶ農作業に慣れてきており、かつ『ひより農園』の白土さんのサポートもあり、作業はいたって順調。スムーズに作業が進み、H2O Farmには3つの作物が加わることとなった。

畝となるスペースのサイドを掘ってマルチを張り込む。マルチは両端に土をかぶせて固定。

マルチ越しに穴を掘り、ポットから取り出した水菜を畝を土ごと埋め込む。最後に水をやって完了だ。

こちらはセロリ。ポットの状態から非常に活きが良く、順調な育成が予想された。ちなみに苗の段階ですでに、セロリ嫌いが騒ぎそうなセロリの香りがした。

葉ネギの種は、指先で小さな穴を掘って2~3粒ずつ落としていく。種は大量でマルチの穴ではさばききれず、畝のマルチ無しスペースにも蒔くことになった。

植え付けと種まきが終わったらトンネルづくり。まずは支柱を差し込んで……。

防風ネットをかぶせて屋根に。冷たい風を遮る他、温室効果も期待できる。

秋とはいえ日光は強く、汗ばむ作業となった。夏と違い、湿気がないので心地よい暑さだ。

葉ネギは、上側がマルチ有り、下側がマルチ無し。育ち具合に差が生じるかどうか興味深い。

Special Thanks
■ひより農園 https://hiyorifarm.com

 

Photography:H2O Style
Writing:Minoru Akiba

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