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サバゲーのロマン武器!?
グレネードランチャー(モスカート)が気になる!! /導入編

2020.04.27

モスカートと言えば、サバゲー(airsoft game)のロマン武器の代表格。近年では40MIKEなる超強力なモスカートが登場し、たんなるロマンでは終わらなくなってきたようだが、従来のモスカートは、本当にロマン武器止まりなのか? レポートする。

誰しも一度は使ってみたいはず! グレネードランチャーの導入を決意!

サバゲーに最高の季節がやってきた(残念ながら今は外出自粛中ということでサバゲーには行けないが)。暑すぎず、それでいて寒すぎない。夏に向けて気温もグングン上がっていくこの時期になると、ガスブロを使い始める人も増えてくる。ガスを使う武器といえば、サバゲーにはもう一つ男心をくすぐる武器が存在するのはご存知だろうか?
そうグレネードランチャー(モスカート)だ。

モスカートの魅力と言えば、一度に大量のBB弾をぶっ放す制圧力と爽快感! しかしながら、サバゲーの交戦距離を考えると、飛距離という部分で電動ガンなどと比べるとはるかに劣るがゆえ、使いどころが難しいのも現実だ。

たしかに屋外で遠距離での打ち合いになると使いどころは難しい。しかし至近距離、例えばCQBエリア(もちろんCQBフィールドも)に場所が変われば、これほど強力なパフォーマンスを発揮する武器はない。

フォールドの一部にCQBエリアを設けているサバゲーフィールドも増えているし、装備していればきっとそのポテンシャルを発揮するときがくるはず! 筆者もモスカートのロマンに魅了された1人!! というわけでモスカートの導入を決意した。

数年前、初めて買ったのがCAWのミニグレネードランチャー

各社から形や素材、重量が異なるグレネードランチャーが発売されていたが、M4を愛用している筆者。普通ならM203グレネードランチャーかM320グレネードランチャーを装着するのが一般的かもしれない。しかし、実際に装着している人の意見を聞いてみると、銃のウエイト(重さ)があがり、1日中サバゲーをするのがしんどくなる(そのくせグレネードランチャーが活躍するようなシーンがあまりない)という意見が圧倒的に多かった。

たしかに銃が重くなるのは筆者も避けたい=グレネードランチャーはなるべく軽いほうがいい。重くてサバゲーで使えないなんて本末転倒だ。そこで筆者が選んだのが、CAWのミニグレネードランチャーだ。

今では、樹脂製(?)のもっと軽い超小型軽量グレネードランチャーもあるようだが、当時は20mmレイルに取り付けるタイプではこれが一番軽量(筆者が調べた限り)だった。

しかしながら、製品名にもあるようにコンパクトを追求するがゆえ?! このミニグレネードランチャーはお世辞にもミリタリー感があるデザインとは言い難い。それだけに本物志向、特にミリタリーのスタイルに拘る人にとっては、コイツを装着することで架空銃になってしまうのが最大の難点。
正直、ことデザインに関しては筆者も若干の抵抗はあったが、そこは大人、サバゲーで使えることを最優先と割り切った。

しかし……先にあげた、M203やM320よりもコンパクトで、かつ軽量ではあったのだが、実際にサバゲーで使ってみると、その重さ、とくにフロントヘビーな状況に耐えきれず、結果的にお蔵入りしてしまうこととなった……。

ミニグレードランチャーをM4A1に装着。カッコ悪くはないが、リアルを追求するミリタリー好きにとっては正直微妙なデザインになってしまうのは否めない。既存のグレードランチャーの中では軽量のタイプを選んだことで、他のグレネードランチャーを装着した銃よりも、軽いのは間違いない。しかし、実際に使ってみるとフロントヘビーな状態に嫌気が……。

ハンドガンタイプに改良? するなど工夫を試みたが、このままだとホルスターなどに収納できないため、いまいちスマートにゲームで運用できなかった。ハンドガン&ミニグレネードランチャーの二丁拳銃仕様なら、なんとかなりそうではあるが……。

時が経ち、ハンドガンタイプのグレネードランチャーを改めて購入!

一度は運用を諦めたモスカート。でも、せっかく高額なCAW製のモスカートを購入したのだから、なんとかスマートに運用したい。
しかし、グレネードランチャーを付けると、銃が重くなるのは致命的。重量が増す分だけ、効果覿面ならいいのだが、そこまで使いどころが多い武器でもないのが悩みどころ。とはいえせっかく買ったモスカート、安くはないものだけに使えるなら使いたい。そこで以前から気になっていたハンドガンタイプのグレネードランチャーに目を付けた。

YouTubeを観ていても、CQBフィールドなどで、このハンドガンタイプのグレネードランチャーを愛用している人も多いようで、これは使えるんじゃね!? と判断。
各社から形や素材、重力が異なるモデルが発売されていたが、なるべく軽いものがいい。そこで筆者が選んだのが、このGUARDER ピストルグレネードランチャーだ。

メインウェポンはトレポン(M4A1)を使っていることもあり、ちょっとだけグリップが太めに感じたが、動作は良好。
モスカートが入らないなどの不具合もなく、部屋で弾を入れずにテスト撃ちをしてみたが、なかなかの好感触!

ただ、このままではサバゲーでの運用は難しい。ハンドガンと同様に、あくまでもサブウェポン、M4A1を持ってフィールドを走り回るには、このグレネードランチャーをどう装備(装着)するか? がカギとなる。

そこで筆者が選択したのが、ユニバーサルホルスター。ハンドガンの形状を選ばず、幅広い銃に対応しているというところに目を付けた。さっそく購入し、装着を試みると、若干無理くり感もなくはないが、きちんとホールドしてくれるので運用するのは問題なさそうで一安心。

愛用中のブルーフォースギアのモジュラーパッドベルトキットにユニバーサルホルスターを装着しグレネードランチャーを収納。素早く抜き出しもできるし、これはなかなかいい感じ!
あとは実戦で、どうか? 実際にやってみないとおわからない。次回は、フィールドに出向いて(外出自粛が解除されたら)、そのポテンシャルをレポートする。

実戦編をお楽しみに!

 

GUARDER ピストルグレネードランチャー ブラック。筆者はAmazonで¥5,833(税込み)で購入した。

マガジンキャッチボタンを押すと、写真のようにバレルがオープンする。

愛用中のCAWのモスカートもスマートに出し入れができた。

上部には金属製の20mmレールを装備。ダットサイトを乗せるなどカスタムの幅が広いのも嬉しい。

チョイスしたのはWARRIOR ASSAULT SYSTEMSのユニバーサルピストルホルスター(マルチカム)。Amazonで¥9,500円(税込み)で購入。左利き用は若干リーズナブル!?

2つのベルトでMOLLE(モール)ウェビングに取り付ける。

ベルクロを外していくとこんな感じ。

ベルクロの絞め方でサイズ調整をする仕組み。人気ユーチューバーも紹介しているアイテムなので、細かい説明はそちらを見てほしい。

ピストルグレネードランチャーを装着するとこんな感じ。

ホルスターの出し入れをよりスマートにしたかったので、ピストルグレネードランチャーの20mmレールは取り外すことにした。金属製で重さもあるので、軽量化もされて一石二鳥!

愛用中のSOC-Cモジュラーパッドベルトキット(ブルーフォースギア)にセット。装着感はもちろん使い心地もよさそうだ!

 

STAFF CREDIT
Photography:H2O Style
Writing:H2O Style

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