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明日どこ行く? 何を釣る?
Go Fukushima! 1泊2日の渓流ツアー参加レポ

2019.11.18

2019のシーズンは、天候不良が続き思ったように渓流釣りが楽しめなかったが、禁漁になる直前(9月末)に行きつけのフライショップから渓流ツアーに誘われて、急遽福島へ釣りに行く事に。1泊2日の釣り紀行、その釣果はいかに!?

草加にある「FLYSHOP ROCKS」が主催する渓流ツアーに参加

集合時間は午前4時。夜明け前の集合ということもあり、眠い目をこすりながら集合場所である草加へとクルマを走らせる。

午前4時ちょうど、集合場所であるFLYSHOP ROCKSに無事到着。都内からの移動だったが、深夜ということもあり渋滞などもなくほぼ予定通りに到着することができた。早朝ということもありご近所の迷惑にならないよう早々に草加を出発! 一行は目的地である福島に向かった。

高速道路を北へ北へと北上! 最初の目的地はなんとラーメン屋!

車内ではフライや釣り場のポイントなど釣り談義に花を咲かる参加者たち。こういった移動中のワイワイ感もツアーならではの魅力! 共通の趣味を持っているからこそ、初対面の人同士でもあっという間に仲良くなれるのも嬉しい。

ツアー参加者を乗せたクルマは東北自動車道を北へ北へと北上。最初の目的地は朝ラーをするためのラーメン屋さんだ。実は喜多方ラーメンのお店は朝から営業しているところが多く、朝食&休憩をとるポイントとして相性がいい。最初の目的地に無事到着した一行は福島名物の「喜多方ラーメン」を堪能。中太の平打ち麺&たっぷりのチャーシュー……コクがありながらもスッキリとした優しいスープがロングドライブの疲れを癒してくれた。

チャーシュー麺をオーダー。どこか懐かしい感じのするスッキリとしたスープで優しい味でした。

目的地の河川に到着したものの……

この日はあいにくの雨……。水面の釣りは難しそうなので、目印を付けた水中の釣り(幼虫を模したフライ)で挑むことにした。

今回は3人でローテーションしながら、川を上流へと移動しながらイワナを狙う。初日は最後尾でじっくりと前の人が釣らないようなところや狙いづらいところを拾っての釣り、魚の反応があるところをピンポイントで予測するので宝探しの様でヒットした時はかなり嬉しい。

木の下や岸際の少し水流の落ち着いた場所からアタリがあり、オレンジ色の斑点が綺麗なイワナを釣る事ができた。

川の中を上流へと移動。ウェダーを履いていても水の中は少し冷んやりとします。

ドングリの木を発見! 大自然を満喫できるのも渓流釣りの魅力の一つ。

あいにくのお天気ではあるが、自然の中で魚との真剣勝負がスタート!

釣り上げたイワナは動画でチェック!

インスタ映えする光景がお出迎え!?

2日目の朝、午前7時に朝食をすませ、ゆっくりと準備をして目的地となる川へと移動。天気だけが心配だったが、快晴に恵まれ俄然テンションがあがってくる。それにしても都会とは違い、空気が旨い! 思わず深呼吸をしたくなるような澄んだ空気、林道を抜け、目の前に広がった川は明るくキラキラしていてこれから釣りをするのを一瞬忘れるほどの透明感。俗にいうインスタ映えする景色が目の前に広がっていた。

今日は、先頭で上流へと移動しながらの釣り。天気もいいので、岩の陰や泡の切れ目付近の魚の居そうな場所にドライフライを流すと、岩の陰から黒い影がスーっとフライに向かって浮上してくるが、なかなかフッキングできず……。

結局、この日に釣り上げた魚は1匹と天候とは裏腹に少し残念な釣果ですが、来シーズンに向け良い思い出と新しい課題ができた一日でした。

釣り場へと移動中、湧水を発見!

岩の後ろから元気に飛び出してきたイワナ、岩魚というだけあって物陰から飛び出してくる事が多い魚です。
Rod:TaylorFlyFishing Anthem 3番 8’3″
Reel:Hatch Finatic 2plus
Line:SA Finnes DT-3F

まだ9月ですが、ところどころ秋を感じる植物も。

ススキを見ると、秋の訪れを感じます。

複雑な形をした樹木に長い時間を感じます、面白いですね。

渓流へ行くとたまに遭遇する落石。見るたびに山へ入るタイミングは考えさせられます。

釣り人たちの憩いの場!? FLYSHOP ROCKS

今回お世話になった草加の「FLYSHOP ROCKS」
店長の松木さん

今回使ったフライの巻き方を教えてくれたのも、松木店長だ。

FLYSHOP ROCKS
埼玉県草加市住吉1-11-62
TEL:048-934-5582
営業時間:13時~21時
定休日:毎週月曜日とイベントなどで不定休あり

 

STAFF CREDIT
Photography:Hiroyuki Tomimori
Writing:Hiroyuki Tomimori

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