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Nintendo Switch Proコントローラーを買ってみた、そして使ってみた

2022.12.09

遂に「Nintendo Switch Proコントローラー」、通称プロコンを手に入れた! 今更その魅力を語るまでもないかもしれないが、『スプラトゥーン3』を200時間以上プレイしてみての感想を述べてみたい。

スプラ3エディションが買えず、スプラ2エディションをなんとか(定価で)ゲット!

『スプラトゥーン3』の発売に合わせてプロコンを遂に購入。ポテンシャルの高さは前々から聞いてはいたが、ゲームパッド(ジョイステックならまだしも)としては決して安くはないだけに、買うのを躊躇っていた筆者だったが、今回、待望の「スプラトゥーン3」が発売されるということもあり、発売日に合わせてようやく購入に踏み切った。

誤解して欲しくないのが、ゲーム環境に投資することが嫌いなわけではない。むしろ良いものは積極的に導入する方で、例えば格闘ゲームやシューティングゲームをより快適に楽しむために、数万円もするジョイステック(アーケードで使用されているボタンなどを採用した本格モデル)を購入することに全く抵抗はない。しかし、これがゲームパッド……となると話が別で、マイコン(昔はPCをこう呼んでいた)やファミコンから始まったゲーム人生においてゲームパッドを変えたところで劇的な変化(快適なゲーム環境に生まれ変わった経験)をしたことがほとんどなく、ゲームパッドにお金をかけても無駄でしょ……という固定観念を抱くようになってしまっていた。

もちろん、今の時代、プロコンが決して高すぎる価格設定ではないことは頭では理解しているつもりだ。しかし先述した理由などから、ゲームパットに1万円弱支払うことにかなりの抵抗があった。この不思議な価値観は、きっとファミコン時代からゲームに没頭していた世代なら共感を得てもらえるのではないかと勝手に思っている。

これはあくまでも筆者の主観だが、一方的に消費者目線で考えると、きっと5800円ぐらいで購入できると嬉しいと思う人も多いのではないだろうか。だからこそサードパーティー性のゲームパッドは、このぐらいの価格帯が多いんだと思う。

使ってみて初めてわかる、使いやすさ!

手に取ったときの第一印象は手になじむ。グリップも握りやすいし、各ボタンも押しやすいしレスポンスも上々。ただ一つあえて欠点を挙げるとするとプレステ2やXBOX360のコントローラーで時間が止まっていた筆者にとっては、ちょっと重いな……と感じてしまった。もちろん、バイブレーション機能やジャイロ機能が搭載されていて、しかもワイヤレス(バッテリー内臓)ってことを考えると決して重くはないのだが、ゲームパッドに関する情報が数十年以上前(さらにワイヤレスタイプを所有するのが初)で時間が止まっていた筆者にとっては、そう感じたのだ。とは言えSwitchを携帯モードで遊ぶよりも断然軽いので、そこのところはご安心を。あくまでも昔の家庭用ゲーム機と比較して重いと感じたということである。

これまで『スプラトゥーン2』を携帯モードでプレイしてきた筆者が、実際にプロコンを使ってTVモードで『スプラトゥーン3』をプレイしてみると、Rスティックの位置が異なるので最初のうちは少々戸惑いを感じたが、これも10回ぐらい連続でプレイを繰り返すことで直ぐに慣れてきたし、何よりもそれ以上にエイミングのしやすさなどメリットの部分が遥かに大きい。もちろんTVモードでプレイすることが大前提かもしれないが、プロコンでの操作に慣れてしまうと携帯モードでプレイするよりも、プロコンを使ってテーブルモードでプレイする方が操作しやすいかもしれない……(汗)

残念ながら他のサードパーティー性のコントロールパッドを使ったことはないため比較することはできないが、200時間以上プレイした今、特にトラブルもなく快適なスプラ3ライフを送っている。
まだまだ壊れることはなさそうだが、仮に故障をしたとしても修理などサポート面でも手厚いのが任天堂のいいところ。余談になるが、先日、筆者のswitch有機ELモデルのJoy-ConのLスティックレバーのゴムカバーが裂けてしまったのだが、1週間も待たずに修理してもらうことができた。一昔前のように無料での修理はなくなったけど、送料込みということを考えると破格の安さ(ほぼ送料代だ)。改めて任天堂の凄さを感じたし、さすが任天堂といったところ(笑)

欲しくても、なかなか買えない(定価で)のが最大の欠点!

ここまでベタ褒めしてきたプロコンだが、最大の欠点が慢性的な品薄状態であること。この記事の執筆中、任天堂オンラインショップ、そして大手家電メーカーのオンラインショップをいくつか確認してみたが、どこも品切れ。Amazonでも売ってはいるが、定価ではない。メルカリなどでは転売屋がぼったくり価格で販売中と、依然、転売屋の餌食となっている。
いざ、購入したくてもなかなか買えない。転売対策をなんとかしてもらわないと、欲しい人がいつまでたっても買えない悪循環。人気すぎるがゆえに起きてしまう悲劇。一消費者としては改善されることを祈るのみだ。

話を本題に戻そう。結論だが『スプラトゥーン3』をプレイするためだけに限って言うなら、迷わずプロコンを購入することを推奨したい。もしTVモードでSwitchのJoy-Conでプレイしているなら、プロコンを握った瞬間に、より一層その違いと良さを感じることができるはず。

もちろんサードパーティー製のコントローラーにも操作性が優れたモノはあるかもしれない。しかしコントローラー内のソフトウェアのアップデートなどの恩恵を受けられるのもオフィシャルアイテムだけの特権! Switchと繋がらないとかいうトラブルも回避することができるし、そういうことも考えると公式、つまりオフィシャルアイテムのプロコンをチョイスするのが賢い選択だと断言してもいいだろう。
その昔、格闘ゲームで勝利するためにジョイステックが必須とされてきた時代と同様に、『スプラトゥーン3』のスキルアップ&勝利するためのマストアイテムと言っても過言ではない。

開封! 箱の中にはコントローラー本体と充電に使うUSBケーブルが!!

購入したのはスプラトゥーン2エディション。真上から見るとこんな感じ。

コントローラーの裏側はこんな感じ。手の小さい幼稚園児や小学校低学年だと、Joy-Conのほうが使いやすいだろう。

遠目から見ると真っ黒のボディー!? かと思いきや、上面部にはスプラトゥーンのデザインがあしらってある。

背面部分のUSBタイプc端子に付属の充電ケーブルを使って充電することが可能。

評判通りの操作性を実感! 気になる耐久度だが『スプラトゥーン3』を100時間以上プレイしたが、今のところ不具合などは発生していない。

 

STAFF CREDIT
Photography:H2O Style
Writing:H2O Style

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