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明日どこ行く? 何を釣る? フライフィッシング体験記 04

2018.08.03

好きこそ物の上手なれ! フライフィッシングに心を魅了されたOVER30(オーバーサーティ)の釣り日記。実際に釣りにいった釣果報告はもちろん、ギア紹介やフライ作り(タイイング)まで四季を通してフライフィッシングの魅力をお伝えしていきます。

雨のあとの柳瀬川へ! ポイントを探すのも釣りの醍醐味!!

夏色のオイカワを求めて柳瀬川へ。ここ数日、天候が悪かったので川の水は濁っているだろうということで、ドライフライを用いた釣り方(水面に浮く毛ばりを魚が水の中から飛び出して食いつく)ではなく、フライを水の中に沈めるソフトハックルで釣りをすることに。現地に到着してみると、川の水はそこまで濁ってはいませんでしたが、6~7mの強風では#1のドライフライでは風の影響を受けまくりでキャスティングが難しく、水面に波が経っていてフライが見えないので手の感触で釣るソフトハックルで正解だったようです。
準備をすませ、さぁ釣りスタートです。いつもなら狙ったポイントでじっくりと腰を落ち着けて釣り始めるのですが、今回はいつも来る柳瀬川のポイントとは異なりちょっと離れた場所なので川の状況はもちろん、獲物がいそうなポイントもわからないので、とりあえずよさそうなポイントを求めてキャストを繰り返しながら下流へと下がっていきます。
小1時間ほど歩くと、いかにも釣れそうな浅瀬を発見! さっそくキャスティングを試みます。
今回はテストも兼ねてフライを2つつける釣り(ドロッパーと言うらしいです)にチャレンジ。色違いや大きさ違いなどどちらのフライに反応が良いか!? を探ります。
結論から言うと黄色のキラキラはいまいちで、赤は安定して良い、青や白でもアタリはあります。ハックルの色はあまり関係がない気がします。
流れの中にフライを潜りこませるとすぐにアタリがあり、ヒレの大きく育ったオスのオイカワが釣れました。
もう夏ですからね、魚の反応も良く簡単に釣れます。冬はなかなか釣れなかったのに……。
この後もコンスタントにアタリがあり昼前まで楽しい時間を過ごしました。冬はあれだけ苦労したオイカワですが、この時期なら簡単に釣れるので釣りを始めたばかりの初心者の方にもオススメですよ。

今回の為に新調、道具が増えると釣りの幅が広がります。

この日の水温は24度。

 

あいにくの曇りではありますが、気温があがりすぎないので快晴よりも釣りやすいです。

とてもきれいなオイカワ。パッと見はアマゾンに生息するような魚の色ですよね(笑)

糸の結び方を工夫しフライを2つ付けます

安定して釣れた赤ボディのフライ

 

富森浩幸(トミモリ ヒロユキ)
フォトグラファー。アパレルのカタログを筆頭にファッション誌やライフスタイル誌まで幅広いジャンルで活躍中。フライフィッシングに出会い“趣味に生きる愉しみ”に目覚めたとか。

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