Burton [ak] テック グローブを急遽購入! 買ってみた、そして使ってみた!!
2024.02.21
モノがあふれる昨今、「欲しい!」と思った商品なら誰になんと言われようとも購入するはずだが、そこまで心を魅了されるモノとの出会いはそう多くはないはず。とはいえ趣味・嗜好品関係ならば、これは使ってみたい! と思うモノについつい手を出したくなるのが心情ではないだろうか。そこで今回はウィンタースポーツシーズンということで、スノーボードのグローブをクローズアップ! 身銭を投じた使用レポ、筆者の主観だらけの内容にはなるが少しでも購入時の指針となれば幸いだ。
荷造り中、突如襲ったグローブの経年劣化!
週末からの長期スノーボード旅行に備え荷造りをしているとグローブに穴(経年劣化)が空いているのを発見。暖冬だし雪が少ない今シーズン、雪予報でなければ何とか乗り切れそうだけど、来週は東京にも大雪警報が早々と出るほどの大寒波が襲来予定! さすがに穴が空いたグローブでハイシーズンの白馬(しかも大雪予報)は厳しいだろうと判断し急遽スノーボードのグローブを新調する運びとなった。
とはいえすぐに、宿泊先のホテルに荷物を送らないといけないので、どこのグローブにしようかなぁ!? などと呑気に吟味している時間はない。仕方がないのでとりあえず昨年まで愛用していたブランド、バートンの中からチョイスすることにした。
レザータイプが欲しかったが……
さっそく公式サイトからグローブをチェック。豊富なラインナップの中から、いくつか候補を選び、すぐに手に入れることが可能か? 店舗に確認の電話をする。残念ながら第一候補のグローブ(Burton [ak] レザー テック グローブ)は店舗には置いていなかったが、幸い第二希望のグローブは店舗にある(サイズもS、M、L)とのことなので急ぎ足で原宿へと向かう。
数あるグローブの中から選んだのが、このBurton [ak] テック グローブ。バートンのチームライダーも愛用している逸品らしい。
ちなみに、店舗にはなかった第一候補のレザー テック グローブだが、公式のオンラインストアで購入可能(このタイミングではサイズも選べた)だったので、スケジュール的に切羽詰まった状況でなかったら、当然筆者はこちらを購入していたのは言うまでもない。
ファーストインプレッションで購入を決定!
ブラック、ホワイト、ブルーの3色展開のBurton [ak] テック グローブだが、残念ながらホワイトは売り切れ! 必然的にブラックかブルーからの選択となる。幸い筆者はウェアがブルー=グローブもブルーを購入予定だったので、特に影響はなし。
さっそく手に取って見るとこれがなかなか良い感じ。後はサイズ感だけだ。実際にSサイズから手にはめていくと……Sサイズは手囲いの部分が若干キツメに感じた。指先が短いとか、逆に長すぎるとかはなく手長のサイズ感はちょうどいいと感じ。
次にMサイズを試着。これはジャストフィット。Sサイズでは若干キツさを感じた手囲いの部分もちょうどよくまさにジャストサイス! 指先の長さもピッタリで、これで決まりだな! とは思いつつ、念のためLサイズも試着する。
ぶっちゃけLサイズでも大丈夫な感じなので、今回のように急を要する場合でLサイズしかなかったら、たぶんLサイズを購入していたと思う。そのぐらいMサイズとLサイズの違いというか、極端な違和感を感じるようなことはなかったし、同様にSサイズも先述したように若干キツさは感じたが、筆者の場合、許容範囲のキツさであったがゆえ、使ってれば伸びてジャストフィットするかも!? という感覚だったので、Sサイズしかなかった場合でもそれはそれで問題なかったと思う。
※(S→M→Lと極端にサイズが大きくなっていくわけではなく、ほんの数ミリ単位でのサイズ違いといった印象)。
フィット感抜群! 指先に余りもなくとにかく使いやすい
全てのサイズを試着しジャストフィットのMサイズと巡り合うことができたので、Mサイズを購入した筆者。実際に手にはめてみると最初に感じるのが指先のフィット感と生地の薄さである。生地が薄いといってもパイプグローブのように薄いわけでもなく、あくまでも防水性や保温性も考えながら少し薄めで使いやすさを重視しているといった感じでとにかくモノをつかみやすく、これならバインディングの脱着もやりやすそうだ。
残念ながら筆者はステップオンなので、バインディングのラチェットをガチャガチャしてフィーリングを確認することはできないが、自分の手とサイズが合っていない大きめなグローブを使っている人が、このグローブにはめ変えたら、そのフィット感の良さ、そして指の動かしやすさにきっと衝撃を受けるはず。
腕に装置するグローブリューシュが魅力
さらに特筆したいのがグローブリューシュの存在だ。これがあるだけでリフト乗車中に手袋を外さなくてはいけない場面が生じてもリフトから誤ってグローブを落としてしまったりすることがなくなる。公式オンラインストアの商品の説明欄にバートンライダーが愛用するモデルと記載されていたが、いろんな意味で納得である。
繰り返しになるが、同ブランドの他のグローブよりもスリムというかスマートな作り(生地が厚手ではない)なので、防寒の心配をする人がいるかもしれないが、そこはBurton [ak] 。トップシーズンの白馬(大寒波襲来でドカ雪)でもゲレンデ内を滑走する分には寒いなんてことは一度もなかったから安心してほしい。
価格は13,200円。グローブにしては割高? と一瞬感じる人もいるかもしれないが、昨今の物価の上昇&円安の状況を考えると、まぁ妥当なのかな……と。正直、バートンのグローブラインナップの中ではリーズナブルな部類に入るので、まさにコスパに優れたモデルと言ってもいいだろう。
実際、色違い&サイズ違い(Sサイズ)を買った妻も大満足。それを見ていた子供もXSサイズを後日購入してしまったことをお伝えしてレポートを終わりたいと思う。
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