PS5リモートプレイが凄すぎた!
2023.06.02
Project Qの発表を受けリモートプレイに興味を持った人も多いはず。そこで今回は『PlayStation 5(以降、プレステ5)』のリモートプレイ機能をクローズアップ。筆者の主観だらけの内容にはなるが少しでも購入時の指針となれば幸いだ。
ここまできた! テクノロジーの急速な進歩に昭和世代は歓喜
Diablo 4(ディアブロ4)のオープンベータテストに合わせてプレステ5を購入した筆者(前回の記事はこちらのリンクから→今更ながらプレステ5を買ってみた。そして使ってみた)。既にお伝えしている通り、Diablo 4のオープンベータテストを満喫するだけに留まらず、Live配信まで簡単こなせてしまうプレステ5のパフォーマンスに衝撃を受けながら、わずか3日間ではあったが、充実したDiablo 4ライフを送ることができた。
据え置き型のゲーム機ならではの問題点も!?
ゲーム機のパフォーマンスは文句なしのプレステ5だが、1つだけ大きな問題が発生していた。それはSwitchとは違い、プレステ5は据え置き型のゲーム機のためリビングを占領してしまい、家族に対して正直気が引けていた。そんなの「自分の部屋でやれよ」と言われそうだが、都内の住宅事情。子どもが2人いたら、寝室はさておき、自分の部屋なんてセレブでも無いのに待てません。4LDKですよ、山手線のターミナル駅前の家賃をググってみてくれ(苦笑) そもそも4LDKの物件が少ないからね。快適なゲームライフを送るためだけの個室を得るなんて庶民には高嶺の花。
何か打開策はないか……と模索し続ける筆者の前に突如現れたのが、プレステ5のリモートプレイ機能という存在だ。
リモートプレイという単語は、マニュアル(説明書)? かプレステの設定画面か何かで目には入っていたので、アプリだけはとりあえずダウンロードしておいたのだが、1回もアプリを起動すらせずにいた。なぜなら「どーせリモートプレイとは言ったって、プレステの電源を入れるリモコンレベルの話でしょ!?」とタカを括っていたからだ。
背に腹は代えられぬ状況の筆者。藁をもすがる思いで調べてみると、これがWindows、Mac、そしてスマホやタブレットなどでプレステ5 のゲームを遠隔で楽しめてしまう代物らしい。
マジ? そんなことできんの!? ひょっとして今の俺にとって一番必要とされている機能なのでは!? 真っ暗闇の洞窟に希望の光が(笑)
とにかくYouTubeで関連する動画を片っ端からチェックして、実際に試してみることにした。
最高! 夢のような環境をゲット!
結論から言うと、何の苦労もなく簡単にスマホ&プレステ5のコントローラーを使って、プレステ5のゲームを楽しむことに成功。原稿執筆時時点では、リモートプレイ機能時にプレステ5のコントローラーのマイクを使ってのボイチャは残念ながら未対応であったが、これもBluetoothのヘッドセットをスマホとペアリングすることでクリア! 快適にボイスチャットを使うことができた。
これにより、リビングではもちろんのこと、寝室、そしてバルコニーからトイレまで場所を選ぶことなく快適なゲームライフを送ることが可能となった。
さらに筆者の場合、スマホ(通信量無制限)を使ってのリモートプレイだから、Wi-Fiに縛られることもない。状況によっては、5Gの回線を使ってカフェや公園など、屋外でもゲームを堪能できるというわけだ(快適かどうかは未知数)。
この環境、最高すぎる(笑)
実際に室内のWi-Fi環境で遊んでみた感想だが、ほんの僅かに遅延はあるようだがコンマ一秒を争うような対戦ゲームをプレイしないのであれば十分許容範囲。Wi-Fi環境ゆえ、たまーにちょっとしたラグがあったりもするが、ISDNのテレホーダイでオンラインゲームを遊んできた筆者にとってはこんなのラグに入らないっしょってレベル(笑)
ディアブロ4(オープンベータテスト後に行われたサーバースラムというベータテストで試してみた)を楽しむだけなら必要十分。もちろん、回線速度など環境依存が強いので、快適に遊べない人もいるかもしれないが、少なからず筆者の環境下においてはMMOやハクスラなど、シビアなコントロール操作を要求されないものであれば、オンラインゲームでも十分楽しむことができた。
(※先述したが、FPSやTPSなどコンマ一秒を競い合うオンライン対戦ゲームは避けるべき。MMOなどでも同様で絶対に死ねないシチュエーション、例えばボス戦などは避けた方が無難)。
こんな最強なゲーム環境が整っていたなんて……今時の子どもたちが羨ましいぜ(笑)
Project Qの発売も控えているし、据え置き機だから……という理由だけでプレステ5を敬遠していたゲームファンなら、迷わず購入することをおすすめします。
リモートプレイをさらに快適に行うために用意したアイテムたち
STAFF CREDIT
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Writing:H2O Style