退屈な日常にちょっとだけ刺激を!!

H2O Style

フォトグラファー藤巻健治、今月のベストバイ/ステンレス真空ボトル

2020.07.24

THE BLUE HEARTSの「夢」じゃないけれど、いくつになっても「あれも欲しい、これも欲しい」と思う気持ちは変わらない。そんな買い物が大好きなOVER30(オーバーサーティ)の皆さんに読んでほしいのがこのコーナー。フォトグラファー藤巻健治が実際に気になるアイテムを自費で購入! 実際に手にして、使ってみたアイテムの中から、本当に良いと思ったアイテムだけを厳選してご紹介。今月のベストバイアイテムはコレだ!! 商品名:Snow peak ステンレス真空ボトルタイプ M350 クリア ¥6,480+tax

思わず衝動買い! これぞ世界に誇れるメイドインジャパンの真空ボトル!!

先日、柏にある「アルペンアウトドアーズ」に行って来ました。

噂には聞いていましたが、まるで海外のアウトドアショップを彷彿とさせる巨大な売り場(世界最大級で約2,300坪もあるとか)に、沢山(450ブランド、10万点という品揃えだとか)の商品が陳列され、その規模のデカさに衝撃を受けました。おかげで家族で丸一日楽しむことができたのですが、ここで思わず衝動買いをしてしまった商品を今月はご紹介したいと思います。

僕は以前からスノーピークのチタンシングルマグを使っています。人気商品だけに、周囲に愛用者も多く、仲間たちと大人数でキャンプなどに行った際、どれが自分のマグなのか!? 分からなくなることもしばしば。マグに油性ペンで名前を書いてしまえばすぐに解決したのかもしれませんが、小学生の持ち物みたいでカッコよくはないですよね……。なんとか一目で自分のマグだとわかるような工夫ができないものか!? と解決策を模索していたのですが、そうこうしている間に無くしてしまいました……(苦笑)

そこでいい機会なので、品揃えが豊富なここ「アルペンアウトドアーズ」で新しいモノを買い直そうと物色をしていると……とても愛らしいフォルムのボトルが目に飛び込んで来ました。それが、この「ステンレス真空ボトルタイプM350クリア」です。

スノーピークから今年発売されたばかりの商品なので気になっている方も多いと思いますが、このスノーピークのステンレス真空ボトルは、ステンレスのダブルウォール構造により、内部を真空にすることで外気の影響を遮断! これにより優れた保温保冷機能を発揮してくれるんだそうです。この商品説明を読んだだけでも妥協せずに作り上げられたオーラがひしひしと伝わって来るから不思議ですよね(笑)
でも、実際に商品を手にと取ってみて納得! 軽さ、そして手触り&フィット感など、細部まで考え抜かれて作り上げられたのがわかります。

僕は、とにかくホットコーヒーを飲むので、保温ボトルはマストアイテム。常により良い商品を探し続けているのですが、日本のメーカーは保温力は良いのですが、デザインがイマイチだったり、海外のメーカーは、デザインは良いのですが、保温力がイマイチだったり、カラーリングが派手だったり、はたまたオーバースペックでサイズが普段使いには大き過ぎたりと、意外としっくりくるモノがありませんでした。

その点、このスノーピークのステンレス真空ボトルは、保温保冷機能も期待できそうですし、パッと見のサイズ感も文句なし! ミルクボトルをイメージしたデザインの良さ、そして350mlのサイズ感も日常使いには良い感じ!! というわけで気付けば商品をカゴに入れレジへと向かっていたのでした……(笑)

iPhoneXSと比較。サイズは155mm×Φ74mm。クルマや自転車のドリンクホルダー に収まるサイズです。

シンプルなダンボール製のパッケージ。必要十分です。

本体、パッキン、蓋のシンプルな構造。中蓋のあるタイプも多く、使い続けると意外とそれが邪魔になります。

飲み口もとても滑らか。味の印象が変わる部分なので僕にはとても重要です。

蓋はキュキュッと少ない力で締まり気持ちいい。加工精度の高さと、細かいエンボス加工や白ではなく薄いグレーにしてある点などから、実用性にも配慮。

剥き出しのステンレスはかっこいいのですが、指紋が目立ちます。Mシリーズはアクリル樹脂加工が施されており、その心配も無用です。

 

藤巻健治(フジマキ ケンジ)
フォトグラファー。アウトドア雑誌からアパレルのカタログまで幅広いジャンルで活躍中。趣味はボルダリングにキャンプ。百聞は一見に如かず、何事も自分でチェックして納得したものを手に入れたい、そんな思いからこの連載をスタート。
http://kenji-fujimaki.com

Contents RELATED