気になる商品を買ってみた、そして使ってみた！！焼き肉グリル

気になる商品を買ってみた、そして使ってみた！！
焼き肉グリル

2020.04.06

モノにあふれる昨今、「欲しい！」と思った商品なら誰になんと言われようとも購入するはずだが、そこまで心を魅了されるモノとの出会いはそう多くはないはず。嗜好品や趣味性の高いものならいざ知らず、それが日常雑貨ともなるとハードルはさらにあがるだろう。そこで今回は自宅で美味しい焼き肉が食べたい！　という願いを叶えるべく、遂にたどり着いた焼き肉グリルをクローズアップ。身銭を投じた使用レポ、筆者の主観だらけの内容にはなるが少しでも購入時の指針となれば幸いだ。

自宅で美味しい焼き肉を食べたい！

自宅で焼き肉といえばホットプレートが定番だが、国内外のホットプレートを一通り試してはみたものの、ぶっちゃけ“炭火に勝るものはない！”というのが正直なところ。
「それを言っちゃお終いでしょ！」と突っ込まれそうだけど、事実だから仕方がない（苦笑）

庭付きの一軒家なら、庭先で七輪や本格的なバーベキューグリルなどを使って焼き肉ってのも粋だけど、マンション住まいとなるとそうはいかないのが現実だ。さすがにリビングで七輪を使うのはいろんな意味で気が引ける。マンションだとそもそも室内で炭なんて使えないしね。

なんとかして自宅で美味しい焼き肉をリーズナブルに堪能できないものか！？　ほぼ諦めかけていたその時、キャンプ通の知人から、「岩谷からカセットコンロでいいやつが出ていますよ！」とのアドバイス。
マジで！？　調べてみると、焼き肉はもちろんのこと、炉端焼きをたのしむためのモノまで、いろんな種類があって驚いた。カセットコンロ＝鍋料理に使う道具のイメージしかなかったんだけど（笑）
価格もホットプレートなんかよりも、はるかに安い！　というわけで、さっそくポチってみた。

実食！　その実力やいかに！？

百聞は一見に如かず！　というわけで、「今夜は焼き肉よ！」と昭和のテレビコマーシャルのネタを家族に披露しつつ、焼き肉のスタート。
電源を入れてから、じわじわとプレートが高温になるホットプレートとは異なり、あっという間に鉄板が高温に！　これはいいね。さっそく鉄板に肉を置くと、ジュジューっと旨そうな音を立てるし、気を抜くとすぐに焦げつく始末（火力を調整しろっていうツッコミはなしで）。

あっという間に焼きあがるお肉！　もう見た目から旨そうです！　逸る気持ちを抑えながら焼きあがった肉にかぶりつく！　口の中に肉汁が広がる……うっ、旨い！！
やっぱ焼き肉は火力が大事！　電気じゃなくって、火ですよ火。スーパーの安いお肉だけど、マジで旨い！
これはいい買い物をしたわ……。

ただね、煙はかなりでます（苦笑）
煙があまり出ないよう、工夫はされているようだけど、やはり無煙とはいきません。使い始めは「思ってたより煙は出ないじゃん！」な～んて言いながらビシバシ肉を焼いてたんだけど、途中キッチンへお酒を取りに行こうと立ち上がってみたら……リビングの天井付近が煙で充満してました（苦笑）

慌ててリビングの窓を全開！　煙＆臭いは諦めよう

煙はそれなりに出るので、リビングが焼き肉臭くはなっちゃうけど、これはホットプレートでも同じこと。煙を吸ってくれるホットプレートもあるけど、完全に無臭なんてことはありえないし。このへんは妥協するしかないよね。
だって、この煙さえも許せるほど、自宅で手軽に焼き肉が美味しく楽しめるんだもん。そして何よりもコスパがいい！　1万以上だして買ったホットプレートがダメダメ（簡単に言えば火力が弱い）だったこともあったからね……。
真冬や真夏に窓を全開するのは厳しいかもしれないけど、春や秋など窓を開けっぱなしにしていても心地よい日だけ焼き肉を楽しむと割り切ってしまえば万事解決。

構造もシンプルだから後片付けも簡単（テーブルの周囲にはかなりの脂が飛び跳ねてるけど）。
焼き肉終了後には、リビングの天井付近がうっすらと煙まみれになっているのは事実だけど、火災警報器が誤作動するほどのレベルではないのでご安心を。

でも、その煙さえ許せてしまうほど、美味しい焼き肉が楽しめるのは間違いない。
炉端焼き用（網）もラインナップされているんだけど、それで焼き肉をやっても美味しいと、この商品を教えてくれた知人が話をしていたので、機会があればそちらも購入して試してみたいと思います。