退屈な日常にちょっとだけ刺激を!!

H2O Style

一畳菜園【第9回・トウガラシ開花編】

2018.09.14

農業の知識もない、時間もない、しかし野菜の栽培をやってみたい……。スローライフに憧れる40代が、負担にならない面積と手間のかからない野菜チョイスで挑戦する「一畳菜園」。約1.65平米のスペースで野菜は収穫できるのか……!?

ジャガイモ収穫後の一畳菜園

前回、エキサイティングなジャガイモ収穫をおこなった一畳菜園。ジャガイモ部分が空白となり、一抹の寂しさが漂う。ジャガイモ収穫後は二毛作でニラでも植えようかと思っていたのだが、なかなか時間がつくれず、休耕地となっている。

面積の半分以上が休耕地となった一畳菜園。何か植えたいのは山々だが、忙しくて時間がつくれず、「まあ全作物を収穫してからにするか」と放ったらかすことにした。

追肥によりトウガラシが復活!

前々回、葉っぱがしわくちゃになってしまったことを報告したトウガラシ。栄養不足ではないかと仮定し、追肥を施して10日が経過した。毎日、葉っぱの様子を観察していたのだが、少しずつシワが軽減されてきているようだ。追肥して正解だった。

まだシワの寄った葉っぱはあるが、追肥する前に比べると、健康な葉の割合が大きくなってきている。葉っぱ自体もかなり増えており、ひとまず心配はなさそう。

そしてよく観察すると、花のつぼみのようなものが……。しわくちゃの状態からよくやってくれた! トウガラシは花が咲いてそこに実が成るので、花の数だけ実が成ることになる。たくさん咲いてくれよ!

この状態から5日後、冒頭のメイン写真の状態となった。まずは開花の関門をクリア!

一難去ってまた一難

トウガラシに花のつぼみを発見した日、上から撮影した写真がこちら。ミニトマトの枝が攻め込んできているのが、おわかりいただけると思う。ジャガイモにさんざん圧迫されていたミニトマトだったが、今では我が物顔でトウガラシを侵食しつつある。自己流の支柱がダメだったか……?

トウガラシ側のスペースにミニトマトの枝が進出! ミニトマトという植物が、こんなに勢いよく四方八方に枝を伸ばすとは知らなかった。

自己流の支柱はシンプルな1本スタイル。これが間違いだったようで、全方位的に暴れる枝を抑えきれない。

一畳内の全スペースを覆い尽くしそうな勢い。このままでは枝の先の方はトマトの重さに耐えられるはずがない。

しかしミニトマトの元気がいいこと自体は喜ばしいことだ。たわわに育った青い実があちこちに確認でき、豊作が期待できそう。こんなに簡単にたくさん成るのだから、ミニトマトが家庭菜園の定番であることにも納得だ。

ミニトマトはぶどう的に房となって実が成る。ひとつひとつは小さくとも、房単位となるとずっしりと重い。気の利いた支柱で支えてやる必要があるようだ。

ぽっかりとジャガイモのスペースが空いて寂しくなったが、その代わりとばかりにミニトマトが躍進している一畳菜園。ジャガイモ同様の大量収穫を確信しつつある。

次回、ミニトマトの支柱をリニューアル!

 

STAFF CREDIT
Photography:Minoru Akiba
Writing:Minoru Akiba

Contents RELATED