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H2O Style

Stylist井田信之のUKが大好きだぁぁぁあああ!
Vol.11

2019.03.29

ファッションからインテリア、そして家電まで、幅広いスタイリングをこなす井田信之はイギリスに留学経験(留学中はロンドンの人気雑誌などでStylistとして活動)があるほど、英国好きなのは業界関係者の間では有名な話。この連載ではそんな彼がイギリスをルーツとするアイテムをセレクト! 彼の私物をはじめ、気になるブランドのUKアイテムを紹介していく。

革靴を履くなら汎用性の高いサービスシューズがオススメ。

一生ものが数多く揃う高級靴ブランドの聖地「イギリス」。世界的なスニーカーブームの影響もありロンドンの街でもスニーカーは人気でしたが、レースアップのドレスシューズを履いてる人を見かける機会も多く、さすがイギリス! と驚いたことを今でも昨日のことのように覚えています。それほど衝撃的で感銘な出来事でしたね。

訪れる場所によって異なりますが、個人的にロンドンのおしゃれな人は、長年愛用しているドレスシューズを好みのコーディネートにサラっとラフに合わせている人が多く、それがとても素敵なんですよね。
そこで今回はイギリスの名門ブランドであるサンダースのサービスシューズにフォーカスを当て、その着こなし方と合わせてご紹介したいと思います。

こちらの革靴は1992年製のMade In England レディースサイズのUSEDのシューズ。革靴ならではのかっちり感はもちろんですが、実はシンプルなデザインなのでカジュアルな着こなしとの相性も抜群! ビジネスカジュアルのような綺麗目なスタイルから、シンプルでベーシックなスタイル、モードなスタイルと様々なコーディネートに合わせられる汎用性と、汚れや傷を気にせずガシガシ履け、革靴ながらも雨に強いのが魅力です。
大人の休日靴として1足あると重宝するのでオススメですよ。

 

クラシカルなブザムシャツとベーシックなシューズにあえて、デザイナーズブランドのパンツを合わせクラシックな雰囲気も保ちつつモードな印象のスタイリング。

外羽根式の上品なプレーントゥ。USのサービスシューズと比較して、トゥの部分が少しシェイプしているためイギリス靴らしい細身な印象。

 

井田信之(イダ ノブユキ)
イギリス留学中にStylistとして活動した経験をいかし、英国ブランドや英国靴に関する知識は他のスタイリストの追随を許さない。現在は活動の場を日本に移し、ファッション雑誌やカタログなどを中心に精力的に活動中。